咽痛の漢方 | 栃本天海堂薬局福島店のブログ

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最近、咽痛を訴える相談が多くなっています。

新型コロナ陽性の方(家族からの相談)や夏風邪にかかって咽痛を主訴とする場合です。

軽い場合なら「銀翹散」の製剤で、錠剤やエキス細粒などがあり、早めに服用されると大分楽になります。

症状が強くなってくると、小柴胡湯加桔梗石膏となり、急性扁桃炎などによく使用されますし、大抵の咽痛はこれらで対応可能です。

また、上記の漢方薬に加えて、当店では板藍根を必ず服用していただくようにしております。

この咽痛は我慢して放っておくと、咽がヒリヒリして、唾を飲み込むのも辛くなり、扁桃が腫れ上がって発熱や更に症状が進むと気管支炎となり、しつこい咳が残るようになります。

そうならないためにも、早め早めに漢方薬を服用して対処することが大変重要です。

西洋薬では痛み止めやうがい薬、トローチなどもありますが、一時的には楽になるかもしれませんが、私には効いたことがありませんでした。

また、抗生物質を処方されることもありますが、抗生物質は細菌感染に効果があるのみで、風邪症状のほとんどがウィルス感染の場合、抗生物質もほとんど効果を感じないでしょう。

大抵の咽痛には上記の漢方薬で対応可能ですが、それでもなかなか痛みが治らないこともあり得ます。

その時は当店ではとっておきの漢方薬がありますので、ぜひご相談下さい。