＜トラウマ、ではない＞ #verdy

＜トラウマ、ではない＞

Jリーグ ディヴィジョン2 第40節

ジェフユナイテッド市原・千葉1-0東京ヴェルディ

試合そのものは、サッカーの素人が見ても一部の時間帯を除き、千葉の快勝。

よく、この点差で終わったなという感じ。

関塚監督、小倉ヘッド、里内フィジィコ、お疲れさまでした。

一方、東京ヴェルディ。

テレビ実況では「先週の磐田戦のトラウマですかね、体が重そう（チバテレビ）」と言われていたが、本当にトラウマなのか。

トラウマという言葉を使って良いのは、ナビスコカップで鹿島に大敗し、そのままCSをかけて広島戦に臨んだ「ガンバ大阪」レベルのチームに用いられるものであって、今のヴェルディにはそぐわない。

一年前、降格の危機の中で三浦前監督を更迭し冨樫監督が昇格した、そのクラブの現場に私はいた。

最終戦まで、危機感を持って降格を乗り切り、新体制で9位相当の結果を残した。

クラブも前年の大幅赤字から、J1への足かがりとして頑張って黒字化した。

でも、私はクラブを去っているのでもはやわからないが、ひょっとしたら今年は9位が合格点という意識が蔓延しているのではないか。

目指すのはJ1であり、そのためにチームは死力を尽くし、クラブは昇格に足る集客・営業を行うのが今年やるべきことではないか。

9位になれば、サポーターにも説明がつくし、財政上も今までのままで良いかもしれない。

でも、それで良いのだろうか。

一生懸命やっても、結果が全て、だからこそのプロ。

9位との勝ち点はたったの3だよ。

もどかしいから、シーチケ買って来年のラウテに出ようかな･･･