トトロの腫瘍肥大と増加が止まりません。
しばらく変化がなかったので、通院の間隔を少し延ばすことになっていましたが、
毎日触診し、チェックしているので気になる事があり、予定より早く病院へ。
先生も早く来てもらってよかったと言ってくださったのですが、その後もどんどん腫瘍は大きくなり、
一旦なくなった箇所や、今までなかった場所までボコボコと出来てきてしまいました。
食欲もあり、体重も更に増えました。
福島に来る前にやせ細っていたのが嘘のようですが、腫瘍の重さも1キロぐらいあるでしょうと、先生。
お散歩も元気にしていますが、時々、転んでしまうこともあります。
朝はかなりのお寝坊さんで、私が部屋に入っても爆睡している時もあります。
静岡にいた時は眠りが浅く、ちょっとの音で起きてしまったり、お腹を見せて寝ることはありませんでした。
初めてその姿を見て、近づいても起きなかった時は、あまりにビックリして「トトロ!」と叫んでしまったほどです。
安心して熟睡してくれているのであればいいのですが、先日大きないびきをかいていた事も気になります。
首の周りが腫瘍で圧迫され、苦しくてハーハー言っていたり、いびきをかいているのであれば…
お散歩時は走る事もあり、お部屋ではのんびりしたり、甘えん坊しています。
人懐っこい子ではありますが、かなりのビビリん坊でもあるので、触られることもそんなに好きではなく、
少し触ると「もういいでしょ」と逃げてしまう子でした。
目を合わせることもしませんでした。
ボラッシングも嫌々させてくれる感じでした。
それが、今では触って欲しくて、スリスリしてきたり、ブラッシングの催促します。
お腹を見せてゴロンゴロンします。
トトロのお部屋での様子の写真をご家族様にお送りしたところ「コイツ腹見せたりしなかったのに、ショック…」と。
今、トトロは赤ちゃん返りをしている状態のようです。
獣医さんからは「腫瘍の大きさや数は深刻な状態。今こうして元気でいる事は奇跡だと思ってください」と
言われてしまいました。
リンパ種の患者さんが、こんなに頻繁に通院するケースも、これほど長く治療をされたこともないそうです。
この病気はそれだけやっかいで、急変する可能性が高いのでしょう。
先日から、抗がん剤とステロイド剤の量をMAXまで増やし、様子を見ています。
副作用が強く出てしまったお注射も、腫瘍を一旦小さくするためにもう一度トライするか考えています。
以前よりストレスのない環境になり、体重も増え、体力もありそうなので、
前回のような状態にならないといいなと思います。
出逢った時は生きる気力をなくしているようでしたが、今は毎日楽しそうで、嬉しそうなトトロを見ていると、
もっと生きたいんだなと思います。
余命1~2ヶ月と言われたトトロですが、半年を過ぎました。
本当によく頑張っていると先生もおっしゃいます。
肩にも腫瘍が出来てしまい大きくなると歩けなくなるそうです。
首周りも呼吸が苦しくなったり、呼吸停止も考えられます。
ご飯がのどを通らなくなることも考えられます。
でも、トトロは毎日楽しそうに一生懸命生きています。
まずは、お薬で効果が現れますように。
これからも暖かく見守っていただけたら嬉しいです。
トトロと一緒に頑張ります!