アルビレックス新潟池田会長に面会 | 福島県のサッカーを応援するブログ(仮)

アルビレックス新潟池田会長に面会

早稲田大学で行われた、”カルチャートーク2006「地域のチカラ」”に行ってきました。

地域と大学をテーマに活動している早大教授の友成真一氏をコーディネーターとし、以下の3氏によるパネルディスカッションが行われました。

・沖縄を年間500万人が訪れる観光地に育て上げた州鎌孝氏

・岐阜で地域活性のためのNPOを立ち上げた秋元祥治氏

・今や新潟の総合スポーツクラブとなったアルビレックス新潟会長の池田弘氏


正しく伝わらない可能性があるので、詳細は割愛します。

概ね、中央集権的な政治は限界で、地域の時代が来ているというような内容でした。

池田会長は神社の宮司であり、専門学校も経営するだけあって、スポーツ以外のこともものすごくよく知っていたことに驚きました。


後半の座談会では、池田氏の夢を聞かせていただいた後に、質問をする機会がありました。

私は「新潟は人口80万の新潟市を中心としてまとめられるが、福島のような人口が分散した地域では難しいのではないか?」と質問しました。

池田会長からは、以下のような回答をいただきました。

新潟は特殊だというが決してそんなことはない。

新潟モデルを真似した甲府が成功したが、他にもそのように成功できる地域はいくらでもある。

新潟以外の地区に専門学校を作るときにも、新潟は特殊で、他の地域では成功しないと言われたが、成功した。

「それを言い訳にしたら絶対に成功できないよ」っていうメッセージだと受け取りました。


池田会長の話で一番印象的だったのは、サッカーによって地域の絆が深まったり、家族の絆が深まったり(会話が減った父と年頃の娘がゴールの瞬間に抱き合ったり)しているということでした。

新潟の背中はまだまだ遠いけど、いつかは福島でもビッグスワンのような光景を作り出したい。