ペットの防災を考えるイベントの一環として2月1日より、汐留・共同通信社本社ビル(汐留メディアタワー)で記録写真展「3.11動物たちの大震災」を開催しています。展示はフォトエッセイストの児玉小枝さんが新潟の避難所をレポートした作品「同伴避難」と、ボランティア有志による「保護された動物たち」のパネル。ペットと避難することの重要さ、被災地に残されたペットの生活の実態をかいま見ることができたら幸いです。


$福島第一原発事故による被災動物保護情報
ゆりかもめ・汐留駅前、共同通信社本社ビル3階の「ギャラリーウォーク」。
屋外への出入り口と、パークホテル東京のエントランスに面している屋内遊歩道です。

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児玉小枝さんの作品は、新潟の避難所での様子を題材にしたもの

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とてもモダンなギャラリーです。

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展示する端から読んでくださる方々の姿もありました。

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2階には共同通信社の「ニュースアート」が展示されています。
両ギャラリーは、港区の美術館・博物館を巡る無料バス「ミナコレぐるっとバス」のコースにも入っています。


メディアにも取り上げていただきました。

■新橋経済新聞(2013.1.28付け)
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■新潟日報(2013.2.10付け)
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ペットは人に従属しているもの。だからこそ、飼主をはじめとした人間がきちんと防災を考えていかないと、悲惨な末路となってしまいます。福島はそのことをたくさんの犠牲の上に教えてくれています(まだ現在進行中です)。保護され、再び飼主さんや里親さんの元でペットらしい表情になった犬猫たち。保護現場を見ている者としてはとても感慨深いものです。

今後も引き続き、飼主さんと離れてしまった福島のペットたちと、置いてこざるを得なかったペットの無事を祈り探し続ける飼主さんのお手伝いをしていく所存です。

こちらでの展示にあたり、企画段階からいろいろとご提案ご教示くださり、時には見かねて手伝ってくださった共同通信社・笠井さまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。