福士です。こんにちは!
パイナップル栽培を始めて早2ヶ月。
とりあえず苗植えが完了したのでご報告いたします。
奥にサトウキビが見えますが、その手前の土地半分をお借りすることができました。
パラソルの横に準備した山積みのパイナップルの苗、これを一つ一つ丁寧に植え付けていきます。
この植え付けがまた奥が深く、植え付け方にはいろんな意味があるんです。
まず苗の植え付ける場所ですが、雨などで水の溜まる場所はパインにとって好ましくありません。
なので、道沿いや斜面の下部といった水の溜まる場所には植えないようにします。
次に苗を植える間隔ですが、成長したパインの大きさを配慮しています。
隣同士の大きくなった葉が成長の妨げにならない程度に空け、
収穫や雑草除去作業がしやすいよう専用の通路を確保しておきます。
そしてこのように一定の間隔に植え付けていきます。
今回は2種類のパイナップルを植え付けてみました。
ハワイ種と言われるパイン
これはピーチパイン
見た目あまり変わりませんが、よく見るとピーチパインの葉には刺がついていて
葉の色が比較的黄色っぽく細長いのが特徴です。
9月に入ったとはいえ、こちらは残暑どころか真夏です。
日中は暑すぎて作業効率が悪いため、休日の早朝や夕方の涼しい時間、
仕事帰りなどに少しづつ植え付け、全部で約800個のパインを植え付けました。
こうして植え付けが終わりホッと一息ですが、農家さんの話ではこれからが本番だそうです。
特に雑草を除去する作業が大変らしく、除草剤などの農薬を使わない場合はなおさらのこと。
又、パイナップルを食べる害獣や害鳥、害虫対策もとても重要だそうです。(しっかりやれば必ず防げるらしいです。)
もう10月中旬だというの9月始めのお話ですいません~
また近うちに経過報告させていただきます。
今日も笑顔で感謝
台風14号と15号が立て続けに向かってきている西表島。
その台風が来る前に、パイナップル栽培の第一段階である苗を仕上げておこうと
この数日、仕事の合間をぬって毎日のように畑で作業してました。
まずは今期収穫を終えたパイナップルの母株から”えい芽”と呼ばれる苗を採ります。
このような状態にすると植えた時、風の抵抗を受けることなく根付いてくれます。
こうして苗の下準備ができました。↓
そして仕上げとして1週間ほど野外に放置しておきます。↓
このように切り取った根元を日差しがあたる所で干すことによって
根元が殺菌され、より強く根付いてくれるんですね。
ふう~苗を準備するだけで一苦労。簡単そうですが結構腕力がいる作業です。
それも炎天下では体力の消耗が激しく水分補給は欠かせません。
農家さんの苦労をとても実感しました。
こうして今年は650個の苗を確保。
収穫は2年後の夏、これから植え付けや草取り、害虫害鳥対策に台風対策と大忙し
長い長い付き合いになりそうですが、今からもう収穫が楽しみでなりません。
元気に育ってくれよ~パインちゃん!
今日も笑顔で感謝