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民間創業融資解説 第四回は
「民間創業融資のデメリット」についても見ていきましょう。
【許認可前融資NG】
民間創業融資では、
特に「保証協会」扱いの場合は、
行政の許認可を取得する前の
融資実行が原則的に不可のケースが多いです。
そのため、保健所の検査前に
店舗内装や厨房の工事が必要な場合、
民間創業融資では対応が難しいことがあります。
このようなケースでは、公庫創業融資を検討することが適切です。
【資金トレースあり】
民間創業融資では、
事前に申告した資金使途や金額通りに
融資金を使用するように規制されます。
そのため、融資実行と同時に直接、支払先へ送金されます。
後で金額が変更となる可能性が高い費用は
民間創業融資には入れず、
公庫創業融資に入れた方が安全です。
【無担保無保証？】
無担保無保証の保証制度も生まれていますが、
まだまだ現場の運用では代表者の個人保証が必要な事例が多いです。
この点は公庫創業融資と比較しても民間創業融資のデメリットと言えるでしょう。
次回は民間創業融資必要書類をご紹介します。
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