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公庫創業融資解説 第八回
8回にわたりお送りした公庫創業融資解説も
今回が最後になります。
最後に、「公庫創業融資のポイント」をまとめておきましょう。
公庫の審査基準は、
「事業の準備」度合いが十分であるか否かで判断されます。
ここでの「事業の準備」とは、
「自己資金」と「業界経験」を意味しています。
「自己資金」が総所要資金の約1/3以上ある場合、
その起業家は「事業の準備」が整っていると見なされ、
審査が有利に進みます。
また、「業界経験」が5年以上ある場合も同様に、
事業の準備が整っていると見なされ、審査が有利になります。
業界経験とは、
例えば、飲食店で5年間勤務した後に
飲食店を開業するようなケースを指します。
このような経験がある場合、
事業の運営に関する知識や経験があり、
成功する可能性が高い事業であると見なされるため、
審査が有利に進むのです。
公庫創業融資のポイントを押さえて、
融資獲得に一歩一歩近づいていきましょう。
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