リムパーザとアバスチン。
3ヶ月目に入りました。
パクリタキセルの後遺症で、
痺れがあり、
歩くのが辛いのだけど、
リムパーザの副作用は
疲れやすい程度で、
今のところ大丈夫。
演奏仕事もしています。
ジャズピアニストの白崎彩子さんが
癌でなくなりました。
すごい悲しい。
人はいつかは死んでしまうのですが、
やっぱり長生きしたいのが本音です。
でも、その時がきたら、
私もこんな風にみんなに感謝したい。
それを言葉にして伝えたい。
素晴らしい演奏をありがとうございます。
白崎彩子さん、お別れのレターです。
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親愛なる友人の皆さまへ、
私のこの最後のお別れのレターが突然の報告になってしまう方も多いかもしれません。
びっくりさせてしまってごめんなさい。
でも一言お伝えしたかった。
2020年の夏に、進行性大腸がんの診断を受け、以来、抗がん剤治療をメインにずっと療養して参りましたが、身体の方が力尽きてしまいました。
身体も心も良く頑張ったと思う、自分自身を褒めてあげたい。
もちろん50代前半の若さでこの世とお別れしないといけないのは、もう少し先のあったかもしれない人生に対しての悔いはあります。
でも、これまでの人生を振り返って人並みの山あり谷ありも経験したけど、経験した全ての出来事は決して無駄は無かったし、悔いもありません。
私の人生は「音楽と家族」がメインでした。
音楽に出会い、音楽によって繋がれ、音楽によって感情を共有できる。とても豊かなものに出会え、ずっと接してこれたこと、そして音楽(ジャズピアノ)が私という一人の人間を形成して、生きる価値を見出してくれ、私の人生に潤いを与え続けてくれました。
音楽好きだった両親がピアノの道へ、そしてジャズ好きだった父がジャズピアノの道へ導き出してくれたからこその人生です。
ここ、Facebook を通しても懐かしい出会いや新しい出会いが生まれて、私にとっての「プチ社交場」として、実に好き勝手に使わせていただきました。
皆さん、場を盛り上げてくれたり共感してくれて、楽しかった。ありがとう!
私の突然の不在を悲しんでくれるのももちろん嬉しい。
でも、少し時間が経ってからでいいから、私の人生があった、充実していて、家族にも友にも恵まれて、好きな音楽でも自分をいっぱい表現できて、幸せな生涯だった、というところを、みんなにも喜んで祝ってほしい。
悲しい部分は人生のほんの一部。
それ以外の人生謳歌を笑って喜んで祝福して❣️
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
皆、自分の信じる道を充分謳歌してくださいね。
感謝と愛を込めて
白崎彩子