ここは、2009年に田んぼとしてお借りし、その後畑として畝を立て、昨年は伸びた草を刈る位しかできなかった場所なのですが、
最初から苗に使った堆肥以外は大きな肥力も、農薬も入れていない場所です。
今年は多くの時間を畑の草取りに費やし、
宿根性の草など中心に時間を見つけて抜いていました。
根も太さや茂り方も違い一本に太い物、放射状に広がるもの、など、
いくつかの種類が茂っておりました。
気づいた事はミミズが多い事、固い土の箇所が減っていた事です。
夏に息絶えたのか、カナブンの死骸なども。
土に変わっていくのですね。
先に草取りが終わった箇所は白菜を作付けしておきました。
順次収穫していきますが、とてもみずみずしく歯ごたえが良かったです。
夏頃に前の職場の方が覗いて行ったようで、「草ばかりの所だね」
と言われ
「・・・・・」
だったのですが、少量ではあるものの、玉ねぎ、先発のキャベツ定植、大根を終え、
大麦、ソラマメの苗、スナップエンドウまで、今月中に作付けできるようにまでなりました。
少し畑っぽくなると思います
光合成や根の呼吸で土の周りが温まり、
その根の周りにミミズや微生物が近づき、土の栄養が増していき
地上の葉や茎、実が成長していく。
土の中や土の上で生まれる
そんな「根っとワーク」で元気に実っていくのが
自然栽培(自然農法)なのかなと、この1年の草取りで感じました。
肥料も農薬も使わない畑で何かしらの結果が出ると思って、
種を蒔いて「自然栽培なんだ」と思っていた時期が恥ずかしいな・・・。