ご訪問ありがとうございます。
私は、綺麗に仕事する人がみていて気持ちが良いですし、尊敬します。
綺麗に仕事する人とは？どういう事かというと、
看護師の仕事をしている中で『綺麗に仕事する人だな』と思った事があったので、それを書こうと思います。
例えば、
排泄ケアの後、
排泄物やオムツを捨てる時、ナイロン袋の中に入れて縛ってからゴミ箱に捨てる方や新聞紙を使って綺麗に包んで捨てる方など様々だと思います。
でもオムツをそのまま汚物のゴミ箱に捨てる方もいると思います。
私は、どちらかというと新聞紙で包んでから捨てたり、ナイロン袋に入れて縛ってからゴミ箱に捨てる事が普通にできている人がみていて気持ちが良いです。
その他、
寝たきりの利用者さんの体位を整えたあと、寝衣のしわをピシッと綺麗にのばしていたり、処置の後シーツがよれたり、たるみがでてたりしても、最後には綺麗にピンッとシーツを伸ばしている事が自然にできている人がみていて気持ちが良いです。
処置前よりも処置後の方が、
綺麗な状態にして仕事を終えている、ということが素晴らしいと思います。
みていて気持ちも良いし、美しいです。
何が言いたいのか？
環境整備って大事だな、
と思います。
もっというと、誰がケアをしたのか、分かったりします。
仕事の足跡で。
新人でナースとして働いていた頃、石川県で私は働いてました。その時働いていた先輩ナースのMさんがそんな方でした。
顔を合わせてなくても、この仕事を美しく終えているやり方は、きっとMさんがやったんだな、って分かったりします。それくらい違ってみえるんです。
新人の頃の私は、何をやるのも時間がかかり、手一杯で周りがあまりみえてませんでした。
準夜から深夜に引き継ぎの時、（当時は3交代勤務でした、今は2交代が多いですね…）私の次がその先輩ナースMさんだった時、引き続きが終わり先輩ナースMさんが巡視にいって帰って来ると、私に、「ちょっと〇〇さん（私の事です）、もっと綺麗にしないと〜」って言われました…
言われてる私は、当時はあまりわからなかった（気づかなかった）のですが、
吸引してる患者さんの吸引瓶に喀痰がたまっていたら、破棄して取り替える事や、患者さんのゴミ箱にゴミがたくさんたまっていたら、ゴミ袋を取り替える事や、
患者さんが痰を頻回にゴミ箱に捨てる人が、ゴミ箱に命中せず、部屋に散乱したティッシュが落ちてたらそれを代わりに拾ってゴミ箱に捨てる事や、
排泄ケアをした後は窓を開けてきちんと換気する事、などです。
今となってはまわりや環境がよくみえますが、自分自身のやる事に必死だった時はあまりみえてませんでした。
そして、大阪で訪問看護をしている時、石川県の先輩ナースMさんのように、周りの環境整備やゴミの捨て方、利用者さんの寝衣のしわがほぼないくらいピシッとのばして、処置前より処置後がとても綺麗な状態にして仕事を終えているスタッフに出会いました。
石川県の先輩ナースMさんを思い出しました。
やっぱり環境整備をきちんとしている人、
仕事のやり方が綺麗な人って、
心が動かされるな、
と感じました。
なぜか？
次の勤務の人、ゴミ箱を処理する人、患者さん自身の事を考えて
仕事できてるんですよね
次の人、（患者さん）が気持ち良く仕事（過ごす事）ができるように考えてますもんね
そして、石川県の方は年上の女性の先輩だったんですが、大阪で出会った方は、年下の男性でした。
年齢も性別も関係ないんですね。
でも、女性の私より看護師の仕事をここまで綺麗にできる、しかも男性の年下看護師さん、なかなか出会った事がなかったので、とても感銘を受けた出来事でした。
やっぱりみていて気持ちが良いですし、私もそんな風に感じられる人になりたいな、と思いました。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました