前回から間が空いてしまいましたが、
息子の2回目の引っ越しも、ほぼ終了で、なんとか落ち着きました。
⑤からの続きです。
あれから、私抜きで、夫と息子はオーナーさんのところに相談に行きました。
・・・が、やはり
「今までも、ずっとこうしてきたので・・・」と言うだけで、
契約書に書いてないルールについて、こちら側はとくに何も落ち度はないです・・・という感じ。
また、「誰も、いままでそんな事を言ってきた人はいない」とも言われたそうです。
※いや・・・、言わずに出ていってるだけじゃないか・・・と勘繰る私。
でも、「そう言うのなら、月に2~3回くらいは、友達が来たり、泊ったりするのを許可を取らずにしてもらってもいいですよ・・・」と、こちら側はだいぶ譲ってます・・・的な話があったようでした。
※月に2~3回って、どうやってわかるんだろう・・・。
そんなこんなで、
弁護士さんに相談に行った話をしても、向こうは全く動じずなので、夫は(退去するにしても、お金の交渉は無理っぽい)と思ったとの事でした。
そして、今回もオーナーさんからは謝罪もなく、入居前とは態度や様子が大きく異なる事で、今後 息子が退去を決断する可能性は大・・・と思ったらしく
「もし私なら、条件もよく管理のいき届いたこの部屋に、このまま住むと思うのですが、息子の性格上、後ろめたい気持ちのまま友達を呼べるタイプではないので、今後、退去を選ぶかもしれません。その時はまた、手間をかけると思いますが、よろしくお願いします。」と伝えて帰ってきたそうです。
※息子は、横に座っていたけれど、今回はあまり余計な事は言わずで通しました。
私は、今回は息子に頼まれても一緒に行く事を拒否したのですが、それでも1つだけ 夫に、オーナーさんに伝えてほしいとお願いしましたことがありました。
それは
「ルールを守らない、不真面目な子だと思ったかもしれませんが、親バカですが、本人はとても真面目な子で、ルールを守らないといけない気持ちとの葛藤で、とても悩み、ショックを受けています」と。
※親バカだけど、本当のことなので・・・
たしかに、大学生になった息子は、いままで以上にルーズで時間にも甘く、親との約束なんて、破っても許してくれると思っているとは思う。
それでも、オーナーさんの事はとても気にいっていたし、オーナーさんもそう言ってくれていた。
他人に言われるほど、いい加減なタイプの子ではない・・・と。(親バカ)
※でも、そこは信じている。
ましてや、
オーナーさんに対して
息子は、何も悪いことはやってない。
そこを、勝手に誤解されたままでは
正直、母としてはなんだか悔しかった事もあり、息子のフォローをしたいと思っていました。
※ただ、親との約束を守れない息子に、そこまでするのもどうかと思い、こっそり夫に頼みました。
↑さっきのセリフを夫がオーナーさんの前でした時に、息子は少し涙ぐんでいたそうです。
きっと、夫が自分をフォローしてくれた・・・と思った涙だと思います。
そんな状態で、話し合いは終わり
次は生協に向かった二人ですが、息子は授業があるため行けず、夫が一人で相談に行きました。
生協の方はもっと酷い状態で
夫が相談に行ったときに、生協とオーナーさんが電話で裏で話を合わせていたようです。
内見時に息子を担当してくれた方は、「そんな事があったのですね。」「そんな契約を知らずに、伝えなかったこちらが申し訳ないです。」とおっしゃってくれたのですが、電話が終わり責任者が出てくると、流れが一変して、まったくもって、こちらにも非がない、この地方の学生マンションでは、みんな同じルールですよ・・・とわけのわからない理由を述べて、オーナーさんと同じく持論を貫いたらしいです。
さすがの夫も、
こんな生協に話をしても無駄だと思い、「あ、そうですか・・・。そんな話は聞いた事ないですけどね・・・。」と、ひとこと嫌味をいうのが精一敗で帰宅したとの事でした。
※今後、息子がまだまだ生協を利用する事もあるだろうと、これ以上は・・・と思ったそうです。
契約相違があった事は棚にあげて
生協は学生の味方でなく、貸す側の味方になるなんて、酷い話だと思います。
これでは、入居後も、なにも相談できないじゃないか・・・と思いました。
で、息子は、
今回の↑の事をふまえた上で、やっぱり出たいと思ったようで、では・・・次を探さないととなりました。
で、ある日
趣味で物件を閲覧してたものの、本当に今の時期に、こちらの条件にあう物件があるのか・・・という事がずっとひっかかっていたこともあり、夫が息子に連絡を取り、現地で待ち合わせをして気になる物件の内見をする事になりました。
※今回は生協は利用せず、大学近くの不動産屋さんにしました。
その中で、ほとんど期待していなかった物件が、実際に見て思ったより良かったので、ほぼ、そこに決める流れになりました。
ただし、まだ今の部屋の退去を申し出てないので、すぐに息子がオーナーさんに退去の意向を伝え、その後、退去の際に提出する書類も出しました。
この書類提出が、またギリギリで、
そんなオーナーさんだけに、迷惑がかからないように早目にしておけばいいものの・・・と、私たちはイライラしたのですが、なんとか提出して受理されました。
・・・が、
予想どおり
住む住まないは別にして、二か月分の家賃+違約金は払ってもらいます・・・いいですか?と念を押されたそうです。
息子は、「それについては親に相談してからまた連絡しますが、退去はしますので、よろしくお願いします。」と答えたそうです。
※相談しに行った意味が、まったくなかったと息子、怒っておりました。
そんなこんなで、
オーナーさんからの予想どおりの返答にガッカリしたものの、これは退去時の交渉になるだろうなぁ・・・、とにかく後で考えよう・・・と不安要素たっぷりのままですが、新しい部屋の契約を進めていくと決めたふくろう母でした。
やはり契約案件は大人でも難しいと思ったので、今回の賃貸契約や書類準備に関しても、息子に状況把握や進捗を説明はしつつも、親が主体で進めていく事になりました。
半月だけ家賃が重なる事になりましたが、とりあえず、新しい部屋が決まって、ほっとしました。
※もっと重なるかも・・・と覚悟していたわりには少なくて済みました。
ただし、今度の初期費用や、前の退去時の違約金を考えるとクラクラしました。
・・・というわけで、あと何回で、完結するだろう・・・と思いつつも、長くなるので次回に続きます。
※いつも読んで下さってありがとうございます。