【ボラ活編】
今年のGW代休ボラ活月間は元旦に発生した能登半島地震の被災地、能登半島の最先端、珠洲市へ
東日本大震災の半年後にもボランティアに参加したのですが、今回も震災後半年というタイミングを狙って参加しようと思いました。
大阪から車で6時間半…
能登半島に入ると道路状況が悪いため集中力が必要でした…
その為、余計に時間がかかるんでしょうな。。
奥能登に近づくにつれ至る所に倒壊家屋…
絶句ってこういう事なんでしょう
これ、ホンマに半年経ってる?
全然進んでないやん…
です。
何度も珠洲市へ来ているボランティアさんの話では
道が少しづつ修復されつつあるから、これから進むんじゃないかとおっしゃってました。
しかし実際は珠洲市は遠いのと、個人の受付がまだなさそうで団体に入らないと来れないそう…
間口を広げないとボランティアの数は増えない。むしろ私によく『ボラキャン珠洲』を発見できたねっとお褒めの言葉をいただきました 笑
本気の私はやればできる子になるんです 笑
そんで、ボラさんのお話で胸に響く言葉がありました。
「災害で廃棄する物をゴミという言葉を使って欲しくなくて、ゴミに見えても被災者さんには大切な思い出がある品物。廃棄しないと先に進まないから仕方なく廃棄に回さないといけない。その気持ちを大切にして物をトラックに乗せる際も投げるのではなく丁重にしないといけない」
そうですよね。。
地震さえ来なければ家に当たり前にあった物。仮住宅に持っていけるものも最小限。
珠洲市の家はかなり大きい家ばかりでした。
今回参加した活動はギリギリ倒壊してない歪んだ家の中の依頼内容物を災害廃棄物仮置き場へ搬入する作業を行いました。
歪んだ建物の中はフスマ一つでも支えになっている場合があるらしく、慎重に作業をしながら、もし地震が来た時には1階にいる者はすぐに外に出る、2階にいるものは逃げれそうなら逃げる、逃げれないなら2階にとどまる。と事前に注意事項を話し合い作業は声を出しながら行いました。
一体感に感動。しかし作業しながらでも元気にワイワイしてました。
被災者のお爺さんも最初は静かに片付けをしていましたが最後は笑顔を見せていただけました。
ありがとうございます。
当たり前に言っちゃうと思うんですが、これもまた深い話を聞いて、難しいなーっと思った事があったんです。
被災者さんが申し訳ない、悪いなあっという気持ちで「ありがとう」と伝えすぎる事で鬱になる方がおられるそうです。
心苦しい気持ちが続くとしんどくなるんかもしれません。
冷静に逆の立場になると何となくわかりますよね。。
突然災害が起こり環境がガラリと変化した上に片付けもしないといけない。1人じゃどうすることも出来なくて申し訳ない気持ちでボランティアさんに手伝ってもらって…
ってなると…ねえ…
1日で作業が終わる訳もなくそら毎回毎回お礼を言うとなると気持ちも沈みますよね。
ボラに行く方達はそんなんいいのにって思うんですが、そういう事じゃないんでしょうね。
それを聞いてから作業中もなるべく楽しそうに、っと言ったら語弊あるかもですが、なるべく被災者さんに負担かけない声かけを心がけました。
「ボラで来させていただいたのにこんな美味しい梅干しにありつけるなんて逆にあざーーーす!」
みたいな 笑
お茶なども受け取らない方もおられるみたいですが、被災者さんはお礼をする事で気持ちが少し楽になるのではないかなっとボラさんの話を聞いて私もそうさせていただきました。
あ、トイレ問題。
まだ水が止まってる所が多く被災場所にはトイレないです。
作業前に行ってから作業終わるまでいけません。
暑すぎて汗で全部出てたからかトイレも全く行きたくならずに良かったんですが、それが浮腫の原因かもしれません。。
しかし皆さん、トイレに行きたくならない様にコーヒーなどは飲まず、尿取りパッドをしたりと工夫してました。
スーパーなども少しずづ開店するようになってきているようでしたよ。
たった2日間のボラ活でしたが学べる事が多かったです。
力ある人ない人関係なく珠洲市には半年たった今も出来る事がまだまだ沢山あります。
手付かずの所ばかりです。
もし暇ができてちょっとボラやってみようかなって思う方は是非、珠洲市に行ってください。
今の珠洲市の状況を広めてボランティアに来てっと伝えてほしいと言われたので活動は終えましたがやれる事の第一歩
復興ってどういう事が復興になるんか分かりませんが、被災された方々に平穏な生活が戻る事を祈ってます。
ながーーーい文章、読んでいただきアザーーっス 笑
倒壊している家は1階が潰れているのがよくわかります。
白い所は地震により1.2メートル隆起した所