なにげにカイジの名言などを調べていましたら…やはりカイジって凄いマンガですね。


昨日ブログで触れた、今自分が反省している事への金言が書いてあります。



つまり、あんたの読みは正しかった。
間違ってなんかいない。
しかし、一歩狂えばそこがスキさ。
正しいとなると人はとたんに疑わなくなる。
まして、その理で勝ってきたとなればなおさらだ。




一朝一夕で辿りつくようなものではない。

蓄積なのだ。
長年の経験のな。

しかし、ビギナーはすぐそれを手にしようとする。
いや、しようとするだけでなく、掴んだような気にさえなったりする。

掲げたがるのだ。
すぐ、確信めいたものを。
無論、そんな確信は付け焼刃。

しかし、自力で辿り着いたアイディアは、本人にとっては特別での、大した考えでなくとも、大変な閃きに感じられ、なんの吟味もなく、あっさりそれに沿おうとする。

疑い続けること、不安であり続けることが、ギャンブルで生き残るためにもっとも必要な心構えなのに、素人ほどそれをすぐ捨てる。
言い替えれば、すぐ、肚を括る。
すぐ「これで負けたらしょうがない」という口をきく。

白黒を付けるタイミングが一つも二つも早い。

ビギナーは、耐えられないのだ。

勝つか負けるかわからないという、不安・葛藤。

そんな時間が長く続くことに耐えられない。

そんな状態よりいっそ、ハッキリさせた方がいいと考える。

仮に、負けが確定することになろうとも。

それが素人の習性だ。





オレはチャンスを、自ら閉じているんだ。

オレの限界はここ、これ止まり、と。

他の誰でもない、オレが、オレ自身が、見限ってるんだ。
自分、その可能性を。

区切っている、出来る事と出来ない事とに。

ダメだ、何をしてる、オレは。

区切るなよ。

前だ、まだ、いけ。

閃きを無駄にするな、越えろ、恐れを。

躊躇を、疑心を、押しのけていけ。






もっと自分を信じなければ。

そして攻め続けろ。

この残酷で美しい世界は、チャンスは青天井に広がる。