こんばんは。


今月発売号『競馬最強の法則』で武豊を取り上げていました。

もうお馴染みのネタです(^_^;)


昨日読んだのですが、本文は少しピンとこないところもありました。

馬の質が落ちていると書かれていましたが、それでも内田や岩田に比べると圧倒的に良い馬に乗っていると思いますが。


個人的に気になるのは勝ち星ではなく、明らかに強い馬を2着にすら持ってこれないケースが増えたという事だと思うのですが。。


実はタイムリーにも先週、武豊について考えていたので、私が馬券を買う時の武豊の扱いを書いてみます。

現在、彼の騎乗馬をどう扱うかで馬券の収支が変わると言っても過言ではありません。往年の岡部騎手のように。

個人的な意見でも参考にしてもし活用出来るところがあれば…


と、その前に。


ご存知の通り、武豊という人は素晴らしい人です。


高知競馬ではハルウララで騎乗した際、ファンの為に勝手にウイニングランをしたり、G1ではスタンドのファンと一緒にバンザイしたり。


頭がよく紳士的でクールで空気を読める人です。

武豊のおかげで競馬とい公営賭博をかなりイメージアッブ出来た事でしょう。


でもそういう事はまた別に考えるのが馬券のプロですから←アマだろーが(^_^;)


話しを戻して、現状としては…


★過剰人気は健在

これだけ武豊に痛い目にあっているのに(私のまわりだけ?)、何故あれほど人気になるのか。

同じレースにタイムが同レベルの馬が2頭出走するとします。
Aには武豊、Bには草野(ごめんね)が乗っていたとします。

どうしても100万円賭けて資金を増やしたい場合、よほどな方以外は「武ならなんとかしてくれるだろう。」という気持ちになると思います。

それほどミスの少ない騎手です。

要するに大口購入の方ほど武豊で勝負してるのではないでしょうか。

ただ、それほど強くない馬でもそういう感じでグリグリの人気になるケースが多いので、しっかりと馬を見極めましょう。


それはそうと最近は、先ほど書いたように、実力のある馬を時には3着にすら持って来れない時が目立ちます。


考えたのですが、理由としては


●勝つ位置取りに執着

クラスが上がるにつれ、後ろに下げる傾向が強くなります。

勝つ為には脚をタメなければ勝ち切れませんから。

ただ、ウオッカの時の様に感覚がズレている発言が目立ちます。

東京で「上がり32秒」というサラブレッドの限界値のような脚を使っても「もう少し伸びるかと思ったが、最後に止まった」とか。

外からみたらペース判断のミスほかなりません。

ミスを認めてないコメントも目立ちます。



●シビアな勝負をしない

特にこのところ、4コーナーのアグレッシブさが希薄な感じです。

昔ほど「豊さま」の威圧感がないからか、ガンガン前に割って入られ、直線に向いたら最後方、というカタチがよくあります。

アンカツは実は武よりも後ろの位置が多く、アドマイヤ馬主も岩田の方が好きなタイプではないかと!

ただ、アンカツは4コーナー手前からの隊列や流れを判断し猛烈に仕事をします(^_^;)

馬を外に振りながら回る強引な騎乗もよくみます。

しかし武は『出し抜け戦法』で結果を出して来たので、小細工しなくてもその分は末脚でつじつまをつける!という事が染み付いている感じ。

サンデーサイレンス病です。

それが一番まずいところではないでしょうか。


「最低の仕事として馬券になる3着には」などは考えてないように見えます。

よく他の騎手も「勝てなければあとは一緒」とコメントしてたりしますが。。


とにかく勝負に賭ける『凄み』が感じられない気がするのは私だけでしょうか。

前フリが長くなり過ぎましたので、次回に続きます。