学校で、子どもが辛い事を言われた時② | ママは心配症 【三兄弟の育児記録】

ママは心配症 【三兄弟の育児記録】

三兄弟と暮らしているアラフォー主婦です。長男&次男はADHD・自閉症スペクトラム等。日々をそのままに描いています。

こんにちは、ふくこです。


前回の冒頭でも記しましたが
学校で、長男が辛いことを言われたこの話

特に今回を含む、前半は「私の失敗」の話です。

私がした行動は「正しかったとは言えない」と
私は思っています。

どうしたら良かったのか、それは今も模索中です。

自分の後悔も含め、そのまま書き
また行動の中で気付いたことに関して、次回から書き

今後に生かしたいと思ってブログにしています。
コメントにも色々なことに気付かされています。



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前回の学校での記事の続きです。


学校で、同じクラスのご近所ルイくん達に
辛い事を言われた長男ハル(小5)の話です。

「俺じゃなくて◯◯が言った」と
ルイ君は言っていましたが
ハルは最初からルイ君に『死ね』って言われた」
と言ってました。
「言った・言わない」で食い違い…
なんだかモヤモヤとしましたが

ご近所でとりあえずは、お話しさせてもらえたので
私は親御さんにご挨拶をして帰宅しました。


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参加するはずの翌日のPTA行事に

「お前は来なくていいよ」と
◯◯君とルイ君に言われたことに関しては

ハルは、どちらかというと「死ね」よりも
困惑していました。


いつもよりも
少し速歩で帰宅したその日

「俺、明日の行事は参加しなくていい」と
私に言ってきました。


「お前は来なくていいよ」と言われて

それで行ったら…
また◯◯君やルイ君に、何か言われるのか。
逆に行かなくても、何か言われるのか。


そのPTA行事が
全員参加なはずなのは分かっています。

私も、困りました。


ご近所であり、PTA平役員をしている
次男のクラスメイトのママ・内田さん
「今年は役員だし近所だし
 私が、ハル君の送迎をしますよ!」と
もともと言って下さっていたので

内田さんに訳を話し
「ハルが朝になって、もし行けるようなら
 私が自分で送っていきますね。

 せっかく声かけて下さったのに
 朝の時間にご迷惑かけたらいけないから。

 ごめんね。」と伝えました。


でも


それを内田さんから聞いた
PTAの会長さんが

「どうしてそんな混乱させるような事を
 ◯◯君たちは…」と

◯◯君のお母さんに連絡したようで。

今度は、◯◯君のお母さんから
私に電話が掛かってきました。
「ウチの子は、言ってねーよ!
 知らねーよ!って言ってるんだけど。

 安田さんは、ウチの子が言ったと
 思ってるわけね? 」と聞かれ

しばらく絶句してしまいました。

いや…その通りそう思ってるんだけど…
「はい。そう思ってます!」って
私は言えませんでした。

だって◯◯君のお母さんは
◯◯君を信じたいのだろうから。

◯◯君のお母さんは

「はぁ。ここ最近さ。
 色んな人から濡れ衣を着せられるのよ。
 何でだか知らないけど!」

「ウチのせいにしておけば
 丸く収まるとでも思われてるのかな!」
と言ってきたので…

「それは…よく分かりませんが…
そういうわけではないと思います。」としか
私は受け答えできずにいました。

◯◯君のお母さんはウワサ話が好きなので
いちいち言葉を選ばなくてはいけません。


そのうち
「そういえばさ!あれってどうなった?」
と全く違う話題を振られたので…


なんか心の中が呆然としたまま
そのうちには会話が終わってしまいました。


もっと私が
毅然とできれば良かったのかもしれません。


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翌朝

ハルは「やっぱり参加する」と
何とかPTA行事には参加したものの…

◯◯君からは
何回か攻撃を受けてしまいました。


「俺が言ったっていうなら
もうお前なんかとは遊ばねーから!」と
大勢の前で言われて
(ウチに遊びに来てたのは◯◯君の方なのですけど…)

その時 一緒に遊んでいた
他の友だちも、◯◯君に連れて行かれ

ハルは1人で
さらに困惑してしまいました。



もうここからは
『描けない』で書いたとおり


夜になって

言われたことや、その日の行事でのこと
これからのことを話している内に

ハルが
上手く呼吸が出来なくなりました。

過呼吸です。
苦しそうに「なんで…」と。
唸りながら何回も言っていました。

そのうち、声が言葉にならなくなっていき
苦しそうに自分の髪を掻きむしっていました。

なにより息が上手く出来ないハルの様子に
私は居たたまれず

何も出来ないどころか

自分がとった行動のせいで
こうなってしまったことへの後悔や

こんな「言われた側」の本人や
家族の辛さなど

何も知らずに過ごしているかもしれない
相手への怒りや悔しさに

飲み込まれてしまいそうになりました。


平気で酷いことを、また
ハルに言ってくるかもしれないと思うと…

私には今しか相手に伝えられない気がした。

「言われた側の気持ち」を思い知って
もう二度と
酷いことを言わないで欲しかった。

でも
次男が生まれた産院からの帰り道で
後ろから大きなトラックにあおり運転された

その時、すぐさま車を降りて
トラックの運転手に怒鳴ったような夫なのに…


頷かなかった。頷かないで居てくれた。


この時


頷かないでくれて本当に良かったな、と

今の私は思っています。



病院へ連れて行こうとした直前に
ハルは、呼吸がもとに戻りました。



私は…たくさんたくさん間違えて
迷惑をかけてしまいました。


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自分に対しては後悔ばかりの
こんな出来事のなかでしたが

時間をかけ
得られたことも、確かにありました。

この出来事をきっかけに

次男と同学年に娘さんがいる内田さん
子どものことを
真剣に話し合える仲になりました。
(今までは軽く会話をかわす程度でした)

内田さんのおかげで

母歴11年にして、やっと💧
「ママ友同士の横の繋がりって
結構大切なものなんだ…」と気が付きました。

今まで、いつも子どもに気をとられ
『ママ友同士の長話』みたいなものに
参加したことがなかった私…(´`:)
というか、下のふたりは目が離せないから
ママ友同士で長話など、私には無理でした。

でも、時間を見つけてでも
「信頼できるママ友」を見つけるってことは
とても大事なことかもしれないと気が付きました。

内田さんは
「色々考えちゃって1人で内々で
何とかしなきゃ!って抱え込みすぎると
絶対『闇オチ』します。
コレ、私の経験談です(^o^;!」

と言いました。

内田さんのその『闇オチ』って言葉…💧
ホントに私その通りになりそうだったから。

彼女のその言葉に気づいて
真っ暗な場所から
引き上げて貰った気がしました。


さらに「同学年(小5)にも
ちゃんと相談できるママ友を一人は探す!
よ-く見たら絶対一人は居るはずです。
安田さん、出来るよ!」なんか背中押してくれた感(´;▽;`)

内田さん私よりお若いのに…(笑)
私などより、ずっとシッカリした人でした。

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この日から少しずつ

「今回のようなことがまたあった時
 どうしたら良いかな」という事を

ハルとともに、一緒に考えていきました。

ADHD等であるハルの
「言われた言葉をそのまま受け取る。
 辛い言葉であるほど受け流せない。
 上手い言葉で言い返すことも出来ない。」

という特性を

私もハルも、お互い頭に入れながら…。