「トム・ハンクスの大迷宮」(VHSビデオ) | 倉敷ぶらり

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「トム・ハンクスの大迷宮」をVHSビデオで見ましたよ。

 



「ロビーは転校して来たばかりの大学生。学業に励もうと固く誓っていたロビーに近付いたのは天才少年のジェイジェイ。彼は‟迷宮と怪物”のゲームのメンバーを探していた矢先だった。ジェイジェイの仲間はいずれもこのゲームのトップ・プレイヤーでロビーは断り切れずに参加してしまう。仲間のケイトと恋に落ちたロビーにジェイジェイは内心おもしろくない。立ち入り禁止の洞窟に出かけた彼は画期的なアイデアを思い付く。危険に満ちた洞窟で、机上のゲームさながらプレイしようというのだ。この提案に4人のプレイヤーは大いに乗り気になり、ついに洞窟へ探検する夜がやってきた。」(パッケージより)

1982年、アメリカ、テレビムービー。
大学の新学期、大学生で、IQ190のジェイジェイ、作家志望のケイト、コンピューターゲーム作りが得意なダニエルの3人は、テーブルトップ・ロールプレイング・ゲーム‟迷宮と怪物”のゲームをしていたが、前年度メンバーの一人が大学を、落第したため不足になった4人目のメンバーを捜していた。大学の掲示板の張り紙で募集することに。そこへ他の大学からの転校生ロビーが来て、掲示板を見ているところをジェイジェイが声をかけます。ゲームをやらないかの誘いますが、学業に専念しなきゃと渋るロビー。ロビーは以前‟迷宮と怪物”をやっていたが、やりすぎて落第寸前となり他の大学からの転校生ロビー前になったため、学業をやり直すためこの大学に転校して来たのだった。しかし断り切れず、ゲームに参加することに。
後日、4人でテーブルを囲み、‟迷宮と怪物”を始めます。荒野の丘の下に迷宮があり、中に怪物が棲んでおり、奥には財宝が隠されている。殺されずに財宝を手に入れるという対話型の心理ゲーム。4人はそれぞれキャラクターを演じます。
ジェイジェイがゲームで演じていたキャラクターが死んで脱落、ジェイジェイは新しいゲームをやろうと提案。それは、立ち入り禁止になっているピーコッド洞窟で、リアルな‟迷宮と怪物”をやろうというものです。
後日の夜、それぞれのキャラクターの衣装を着て、洞窟に入ります。ゲームを始め、課題をクリアするため、それぞれ分かれます。そこで聖者パルデューを演じているロビーは怪物の幻覚を見ます。
怖かったねと洞窟でのゲームを終え、洞窟から出てきます。ここから、ロビーがおかしくなります。聖者パルデューになりきっちゃうんです。夜な夜なグレート・ホールの夢を見るようになります。ある夜グレート・ホールに「二つの塔」に会いに来るよう指示されます。
そして、ロビーはいなくなります。
いなくなったロビーをジェイジェイ、ケイト、ダニエルの3人は探しますが…。
ロビーには兄がいて、その兄の名がホール。3年前のハロウィンの日に行方不明になったまま。そしてロビーが行方不明になったのも、ハロウィンの日。ロビーは以前からホールの夢を見ていて、トラウマの一つになっていて、現実と空想の区別がつかなくなったんでしょうか。
コンピューターゲームやスマホゲームが身近な今に通じるものがある気がします。
間に恋愛や4人の悩みのエピソードが挟まれ、4人の性格付けしっかり描かれていますね。
表題から、コミカルなアドベンチャーかなと思って見始めましたが、終わってみれば若者たちのヒューマンドラマでした。
実際に起きた事件を題材にしているようですね。
なんといってもロビー役のトム・ハンクス、若い!26歳、初主演作。


今日も、面白かったです。

映画って、いいですな。