こんばんは
ママ獣医師の鈴木綾香です
P&Hのイベントまであと2週間ほど
あっという間に5月になってしまいますね・・・
イベントで行う「骨格・姿勢チェック」の方も、続々とご予約をいただいております
当日は、私が普段教えている専門学校の学生たちもアルバイトで入ってくれるので、その子たちにも色んな骨格の子を見るお勉強になってくれたらいいなと思います
なかなか学校の若いわんこたちだけでは、分からないこともたくさんありますしね〜!そして学生のうちに、「キラキラと働いている」「楽しそうに働いている」大人を見て、もっと将来に夢を持ってほしいなと思います
最近の子達は、周りにそういう大人がいなかったり、目にする機会が少ないので、夢がなかったり、希望もなかったり・・・なので、もっとペット業界にも希望を持ってほしいなと思います
さて、話は長くなりましたが、先日往診で伺った15歳の柴犬ちゃん
「後ろ足が固まって、立ったままぼーっとしたり、座れなくてバタっと倒れるように座ったり、一歩が出せない」とのこと。
だんだん食事も残すようになり、夜泣きも増えてきたそうです
典型的な、シニアの柴犬ちゃんの症状ですね
おそらくこんな子達、たくさんいるでしょう・・・・
西洋医学的な診断名は、「甲状腺機能低下症」??「痴呆」??「脳疾患」??おそらくこんな診断名がつくでしょう。
実際にこれくらいのお年の子なら甲状腺ホルモンが低くても仕方ありません。
じゃあ別の角度から見てみたらどうでしょう??
まず立ち姿は??
あらら・・・体が曲がってる
そして一枚目の写真でもわかるように、腰がかなり落ちて、皮膚もカッチカチになっていました 特に肩周り、腰周り・・・
柴犬ちゃんは、鍼に敏感に反応する子も多いので、しっかりほぐしてから、今度は深部まで解せるように鍼をして・・・・
最初は、タオルがないと正しい位置で立てなかったんですが、何回かこれを繰り返したら・・・
あら!!自分でしっかり立てている
後ろから見て、腰はまだ下がってますが、歩幅がだいぶ前足と同じになってきました!
横向きの姿も凛々しい感じになってますね
柴犬ちゃんって、肩に力が入っていると、目も落ち窪んだように見えるので、楽になると毛もふわふわになり、目も開いてくるんです
そしてちょっとふらつきながらでも一歩を踏み出そうとして、この後も自分でゆっくり歩いてくれました
夜泣きをするのも、このカチカチの体で動きずらかったからだったり、徘徊も体が曲がって一定の方向にしか回れなくなったためのことも多いのです。
「夜泣き、徘徊=痴呆、脳疾患」ではないんですよ!!
というか、こういってしまえば、もう何もすることがないし、諦めるしかないんですが、「バランスが悪かった、それで体も硬くなってしまった」と捉えれば、マッサージなどやることもたっくさんあるんです
どうか、寝たきりになってしまう前に、早く気づいてあげてください。
頭が下がって、腰も下がって、かなり無理な状態で無理矢理お散歩させられている子達も、よく見ます。
そんな子を見ると、ほんとに声をかけたくなるんだけど・・・・
飼い主さんも、自己暗示のように「歳だから」と言われていることも多いです
飼い主さんがそれを言ったら終わりですからね!!
もっと勉強して、もっとその子のことをわかってあげてくださいね
柴犬セミナーも以前やっているので、東洋医学的にこの子達をどう見るのかもお勉強してみるといいかも
他の犬種の子達もしっかり見てあげてくださいね〜
今週日曜は、いよいよ台湾とのオンラインセミナーです
私は、中国語での挨拶を練習中です〜
完全無料のセミナーですので、中医学に興味のある獣医師、獣医の学生さんたち、ぜひご参加されてくださいね
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