こんばんは
ママ獣医師の鈴木綾香です
春らしい気温になってきましたねー
今年はお花見に行く暇もなかったので、ラムのお散歩をしながら、桜をみました🌸
最近、調子が悪くなっている子が本当に多いのですが、みんな体がカッチカチ
その原因として、無理な姿勢で歩いていることがとても多いのです
お花見やお散歩などにとてもいい季節になりましたが、歩いている子達の姿勢がとても気になります
みなさんのワンコたちは、きつーい体で歩いてないでしょうか??
リードで引っ張ったりお水を飲んだら、カハッカハッ、ケッケッ!!と咳をしたり、ドッグランなどで走ったりするときに、4本足で走らずすぐにうさぎ跳びをしたりしてませんか?
耳や脇腹を掻いたり、前足や後ろ足をガジガジ噛んだりしてませんか?
ここ最近、診察に来てくれた子たちの姿勢です。
それぞれみんな後ろ足をうまく使えてないので、前にものすごく体重がかかっています
このピンクのあたりに一番負荷がかかるので、前重心が強く出てる子は、この辺りをよく掻いたり、脇を持って抱っこすると痛がって鳴いたり、ガジガジ噛んで毛が薄くなってたりします。
またここは、心臓がある部分ですし、こんなに体重が前に行けば心臓からの血流も悪くなるので、心臓が悪くなりやすくもなりますし、気管を圧迫するので咳もでやすくなりますよね。
そうするといくら心臓のお薬(血管拡張剤)、咳を止めるお薬(気管支拡張剤)を飲んでも、一向に良くなってる感じが見えない、、、ということになったりします。
心臓も老化していきますから、弁が締まりにくく、僧帽弁閉鎖不全症などは確かにお年になると仕方ないかもしれません。
でもこんな姿勢でずっといれば、いくら血管や気管を広げるお薬を飲ませても、物理的に流れにくいままで治っていかないですよね?
合わせて、血がドロドロの状態のまま、血管を広げても、ヘドロのようにドロドロした血液が流れるだけなので、なかなか改善してこないでしょう。
西洋のお薬は飲ませてもいいと思いますが、それが効きやすい体に戻してあげる、中の血液までサラサラに流れやすくすることが根本的な解決策となりますね
それに加えてちょっと注意していただきたいのは、お洋服
上の写真のように胸の前のところに負担がかかっている子が大部分を占めてますので、私は特に小型犬に、脇を締めるようなお洋服を着せられるのはお勧めしません
前足まで続いているようなお洋服を着せられてる方も多いのですが、それで前足の可動域がますます悪くなっている子がとても多いからです
みなさんは、おうちの子を
可愛く見せることに重点をおきますか?
それとも
その子が歩きやすいようにしてあげることに重点をおきますか?
お洋服を着せるなら、せめてお散歩のときは腕まで着せるのはやめた方がいいかなと思います
むしろ腎が弱っている子が多いから、腰は守って欲しいのに、腰までのお洋服ってなかなかないのよね
お年の子は、今からの時期でも薄手の腹巻はしてた方がいいですよ
私は一年中腹巻してます
今の時期、むくみが出ている子も多いので、こちらもよかったら見てみてくださいね
では、私は英気を蓄えて明日からもまた頑張ります
こんばんは
ママ獣医師の鈴木綾香です
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