膝蓋骨脱臼による体の歪みで何が起きる? | ママときどき獣医師〜ペットに負担のない治療を目指して〜

ママときどき獣医師〜ペットに負担のない治療を目指して〜

ママ獣医師・鈴木綾香です。東洋医学、整体、理学療法、レメディ等、色々な角度から治療を行う往診専門の動物病院・オムニア自然療法ペットクリニックを福岡で開業しています。2020年4月に,福岡の福間海岸前に『ペットも人も元気になれる施設』P&Hをオープンしました!

イルカ福間海岸にあるペットも人も元気になれる施設

P&Hの最新情報イルカ

 

右矢印中国人セラピスト龍さんによる『かっさ』

2月12日(金)、23日(火、祝)右差し空きあり

 

 

診察のご予約は上矢印をクリック

 

P&Hで販売している生薬は上矢印からもご購入できます

 

 

 

こんにちはお願い

 

 

ママ獣医師の鈴木綾香ですパー

 

 

今日は、最近やたらと診察が増えてきた、小さな小さな小型犬に多い膝蓋骨脱臼のお話あせる

 

 

小型犬では本当によく見る膝蓋骨脱臼なんですが、私のところに診察に来る子で「膝蓋骨脱臼があるのでケアをしたい」と言って来られる子は実は少ないのですあせる

 

 

もうお年をとっている子でも、「膝蓋骨脱臼がありますね」というと「え〜!?初めて聞きました!毎年健康診断を受けているのに言われたことがなかったです」といわれることもあります滝汗

 

 

でも実はこの膝蓋骨脱臼が原因となって体が歪み、いろんな内臓疾患や障害を起こしている子達がとてもとても多いのですあせる

 

 

この子は、12歳のチワワちゃんで、先日の岡山診察に来てくださった子です。

 

 
すでに1年前からこの子は見ていたのですが、その時の飼い主さんのお悩みは「咳をすること」でした。
 
 
その時もすでに膝蓋骨脱臼からの歪みのお話はしていたのですが、それが去年の年末からガクンと悪くなってきたようで・・・
 
 
この前の診察時がこんな様子アセアセ 腰を支えても後ろ足が前に来てしまっていますショボーン
 
 
これは年末の時の様子です↓

 
歩けなくなって、病院へ行ったら「ヘルニアによる左後肢の不全麻痺」との診断だったそうですあせる
 
 
この診断に関しては、いろいろと思うこともありますが、診断名が違えど私の診察は変わらないので、ここでは触れないようにします・・・(でも私のセミナーや診察を受けられている方はわかってくれるはず・・・・)小さく小声で言っておきますあせる
 
 
このブログでも何度も何度も書いてますが、こちらのYouTubeにも詳しく載せていますので、ぜひ見てみてくださいニコニコ

 

 

この子の場合も、咳にしてもヘルニアにしても、この体のバランスの悪さから問題が起きていると判断しましたので、体をほぐしながらしっかり整えていきましたぐすん

 

 

そしてこの子も、坐骨周りの筋肉がカッチカチだったので、上半身からほぐしながら下半身まで全体的にほぐしていきました。




動画では、力が入っているように見えますが、ゆっくりゆっくりほぐしています照れ
 
 
この子の場合、ねじれがすごくて、この後の背骨の矯正もとてもとても複雑だったのですが、ここに載せると皆様が見様見真似でしてしまうと危ないので、あえて載せないようにしますあせる
 
 
そして、施術後・・・・
最初は、体の重心が前に行き過ぎていて、胸を支えていても後ろ足が両方とも内側についてきて中に入ってしまうような感じでしたが、施術後は体にゆとりができたので、少し胸や膝を支えてあげるだけで、体の軸が真っ直ぐになりました照れ
 
 
首もキュッと縮まっていたのが隙間が開いて、楽そうになりました照れ
 
 
ただ、もう長いこと前重心の状態でいたため、まずはリハビリの基礎である「起立訓練」からスタートすることに。
 
 
おうちでバスタオルを使って体を真っ直ぐに保つ練習をしてもらうようにしましたニコニコ
これも、足の位置などの調整も難しいですし、一番に体がカチカチのままこれをやっても痛みが出るので、必ずほぐしてからやる必要がありますショボーン
 
 
この子のように体が歪んできたことで、気管が圧迫されて咳が出たり(病院では気管支炎や気管虚脱という診断になりますが)、食道が圧迫されて食欲が無くなったり、食べても吐いてしまったり、そしていよいよ歩けなくなって腰だけで引きずったり、寝たきりになったり、、、、
 

ワンコにゃんこたちにとっては、「4本足で歩くこと、立つこと」がどんなに大切なことなのか、ちょっと皆さん考えてみてください。

 

 

「痛みがないから問題ない」「歩けてるから問題ない」本当にそうかな??

 

 

膝蓋骨脱臼があって姿勢が崩れていることを「なんだかおかしいな?」と感じている方も多いと思います。

 

 

 

施術をして矯正すると、「そういえば若いころはこんな形で歩けてた!」とか「体がこんなに柔らかくなるなんて!確かに若い頃はこれだけ柔らかかった」と言われる方も多いです。

 

 

お年になればなるほど、若い時の姿や体の柔らかさや顔の表情を忘れがちです。

 

 

 

おうちの子は、若い頃はどんな歩き方、どんな表情をしていたかな?

 

 

 

毎日の一瞬一瞬も忘れないように、たくさん見て触ってあげてくださいねドキドキドキドキ

 
 
体がきついって言ってないかな〜??
 
 
痛み止めや食欲増進剤、気管支拡張剤に咳止め。。。。いろんなお薬を使う前に、まずその子の体が崩れていってないかをまず見てみよう〜
 
 
次回は、同じこのチワワちゃんのように膝蓋骨脱臼が原因でいろんな問題が起きていた子のお話をまた書いていきますぶー
 
 
この仕草は何を表すのかな??



膝蓋骨脱臼の子にどうやって筋肉をつけさせていくのか、こちらの動画もご覧になってみてくださいね照れ
 

 

 

膝真っ直ぐ!!のこつぶちゃんが、頑張ってます笑い泣き

 

 

 YouTubeチャンネル

動画の閲覧は↑をクリック!

チャンネル登録もお忘れなく!!!

 

 ネットショップ

商品の購入は↑をクリック

 

 ネットセミナー

ネットセミナーの購入は↑をクリック

 

 予約

オムニア予約

 

P&H予約

 

 電子書籍

詳細はこちら

 

  コロコロマッサージ棒ご購入

 

  ショウシ温灸器申込み

詳細はこちら


《温灸器使い方無料動画》

※zoomセミナーで温灸器の使用方法をお話ししている動画です

 

  おうちの子の健康回復と、さらなる元気のサポートに!!!

 

 

 

  flower1 往診について

 flower1 電話・スカイプ・メール相談について
 flower1 募集中のセミナー  
 flower1 
お申込み・お問い合わせフォーム

 flower1 お役立ちリンク集

 

   >> アンケートでご意見やご感想をお聞かせください。