こんばんは
ママ獣医師の鈴木綾香です
今日も午後からP&Hでの診察でした
今日は、猫ちゃんが来てくれました
なんとこの子、去年の11月に副鼻腔リンパ腫という診断を受けて、抗がん剤も受けましたが、反応がなく、一時は食欲もなく、お水も飲めなくなってました。
以前、こちらに書いた子ですね。
あれから劇的に変わってきて、最初の頃あった貧血や体の冷え、瘀血がかなり改善してました
1番最初のころの肉球はこちらに載せてますが、瘀血の紫色をしてたのでもっと悪かったんですが、かなり血が増えてきてることがこれからも分かります
血というのは、東洋医学では、腎と脾(消化器官)から生成されると言われています。
この子の場合は、腎臓も弱っていて、さらに食べれなくなってたので、ますます血を作れなくなっていました
なのでまずは、食べれるようにすること!腎臓の負担をとってあげること!
これを先に行って、食べれるようになってから補血をしてくれる漢方を使っていきました。
実は、漢方で血を作るものって、たくさんあるんですが、西洋医学的ではエリスロポエチンというお注射を打って腎臓を刺激するか、人間のように鉄剤を飲んだりするくらいしかありません。
でも私も貧血気味なので、鉄剤飲んだことありますが、胃腸の弱ってる状態で鉄剤を飲むとすごくお腹にくるんです
そしてお注射も、一過性には改善することもあるけど、なかなかそのまま維持することが難しいと思います。
漢方の世界では、血虚という血が不足した状態は、女性にとても多いので、ほんとにたくさんの種類があります
ちなみに、日本人の女性は、砂漠化並に血が足りてない人が多いそうです
韓国人や中国、台湾の人々は、こういうことを意識して、日頃からナツメやクコの実を食べるようにしています。
でもだからといって、胃腸も弱い日本人がこういうものを大量に食べちゃうと、それこそまた胃もたれしてしまいます
それはワンコにゃんこも同じ
補血のものは、胃にもたれるものが多い
ので、そもそも脾胃が弱い子は、そのまま食べたりするのは危険です
そういうときは、人ならお茶にしてエキスとして飲んだり、ワンコにゃんこもそういう汁をご飯やお水に足したりするとよいですよ
ちなみに胃にもたれる成分は、ナツメなどのあの柔らかい皮が原因なので、私は皮ごとチップス状にしたお菓子などを取ったりしてます。
(だからといって、皮をとったナツメを食べるのは、補血の意味では弱くなってしまうのです😩)
ナツメチップスは、P&Hでも販売していて、薬膳茶と一緒に御提供すると、みなさん『美味しい〜🥰🥰』と言って買ってかれます
こういう感じで毎回、その日にオススメの薬膳茶を作っているんですが、補血のお茶は、私も大好きなのでよく出てます
他にもたくさんの生薬を揃えてますので、色んな味を試すことが出来ます
ここの生薬やオススメのなつめチップスもたくさん御要望がありましたので、ネット販売が出来るように今動いております!!
GW頃には販売開始できるように頑張ります〜!
この猫ちゃん、鼻づまりは今ほとんどなくなってますが、見てわかるように涙が増えてきたり、口をくちゃくちゃしたり、肝気が上昇してきてるようなので、これからはそのケアをしていきます
みなさんも肝を大切に、血を大切にね!!
(私もね🤣)
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