こんばんは
ママ獣医師の鈴木綾香です
毎日曇っていや〜な天気が続く福岡です
でもまだひどい雨は降ってなくって、涼しい感じの夜だったり、、、もうこれくらいで終わって欲しいんだけど
今日は、なんと山口と岡山からそれぞれダックスちゃんが来てくださいました
最近遠方からも来てくださることが増えてきまして、なかなか頻繁に見れないので、出来るだけその後に飼い主さんが色々ケアできるように、いつもにも増して力が入ります
ちょっとこの子達についても、色々思うところがあるので、また今度書かせていただこうと思うのですが、、、
今日のテーマは、これから本格的になっていく、
梅雨の『湿邪』（湿気の邪気）について！！
なーんかここ最近、だるいとかお散歩に行きたがらないとかお腹がキュルキュルいったり、下痢や吐き気がするとか、、、
そーんな症状がすでに出ていたら、もう湿邪にやられてます
そして、ここ最近ご相談で増えてきたのが、
イボ、でき物
のご相談
まず、このワンちゃんのお写真で何か気づきますか？！
この小さな白いイボです！！
そしてこれは別の子、、、
これは？！
内股あたりにできているそうです
この内股ってのもポイントなのよね。梅雨夏セミナー見られた方は、復習してみてね
この乳首みたいに小さなこれね！
実は、こういう小さな白っぽかったり、プヨプヨした液体みたいなできものが、今の時期とてもできる子が多い！
これも、東洋医学的に見ると、体に溜まった
『湿』（水）
から生まれたものなんです
今の時期、湿気が多くなってきて、体の中に元々水がたまっていたような子は、水をおしっことして出していくのが間に合わず、こんな感じで皮膚にできものとして出てくることも多いのです
ワンコにゃんこの体ってとっても素直なので、なんとか自分で治そうとするので、体のいろんなところから余分なものを出そうとします
この出来物もその1種です
さらに湿気に熱が加わって、『湿熱』というのになると、自体はさらに厄介になり、、
ベターっとした涙が出たり、皮膚がベタベタしたり、女の子だとオリモノがベタベタ粘っこくなったり、最近よく聞くのは、肛門腺がベタベタ濃い黄緑っぽくなったり、、、
そう！まさに思春期の男の子の顔のような、あのべたっとした脂ぎった感じがまさに体の中でも起きてるんです
ここまでくるとかなり厄介で、体から出てくのも一苦労です
もうすでにたまってる子は、暑ーい夏が来る前に、この湿邪退散をしてくださいね！！
次回は、そんな湿気対策をしてくれる食べ物について書こうと思います
私が試験勉強に行き詰まった時に、更新します
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