おはようございます
ママ獣医師の鈴木綾香です
昨日は、朝から一日大分での出張診察の日でした
お世話になっているトリマーさんのお客さんで気になる方がいるので見てあげてくださいと言われていたんですが、2月はインフルになったりとなかなか行けず、今回やっと行けました
夜まで6頭の子を見させて頂きまして、みんなそれぞれにいろんな問題を抱えていて
でも最後はみなさん、すっきりされた顔をされていて『全部のことがつながりました!』『言われていることが全部腑に落ちました!』とか飼い主さんの表情が晴れ晴れとしていました
漢方で治すにしても薬膳で治すにも、マッサージで治すにも、肝心なのは飼い主さんがしっかりその子に起きている状態を理解することなんです
例えば昨日見たフレブルちゃん
目や体がピクピクしてます
そして診察中に、頭の揺れも起き始めました
これが1日に数回起き、今はお薬を飲んで治っていますが、激しい発作が去年の夏何度も起きたそうです
病院でMRIの検査をしても脳や髄液にも問題はなし。
結果として原因がわからず、てんかんだろうと、いろんなお薬を出されて飲ませてたそうですが、お薬が増えれば増えるほど、フラつきやきつそうな感じが増えたそうです。
この子にしても、『じゃあ、この漢方飲んでくださいね、そしたら落ち着いてきますよ〜』だけでも済みます。
そしたら診察時間も、15分もかからないでしょう
でもここを1時間半かけてじっくりその子に起きていることを東洋医学的に説明しながら、お家でのケアも含めて話すことで、飼い主さんが初めて安堵できるのではないかなと思います
自分のドッグスキャンを見てます
この子の症状、春にとても多い症状ですので、去年お勉強された方は、また見返してみてくださいね
答えはまた今度
私は今から、専門学校の卒業式です