おはようございます
ママ獣医師の鈴木綾香です
今、朝から満員電車に揺られて新宿方面へ向かってます
私、普段博多に行くのですら電車に乗りたくなくて車で行く人なので、この満員電車は苦痛です
やっぱり都会には住めません〜
さて、最近冬にも関わらず??皮膚病のご相談がとても多いです
皮膚病=夏に多いと思われがちですが、確かに梅雨や夏は体に熱もこもりやすいので、ベタベタした膿皮症と言われるような皮膚病やマラセチアと言うようなカビの一種が原因で体が臭くなりやすい皮膚病などがとても増えます
皮膚に何か異常がある段階で、もう『皮膚病』なんですが、一言で皮膚病と言ってもとっても奥が深い。
西洋医学の病院にいたときにも、この子がなぜこんなにかいているのか?なぜ抗生物質やステロイドなどをこんなに飲ませているのに、かゆみが引かないのか?ということはとてもよくありました。
皮膚検査をしてもアレルギー検査をしても、結局良く原因がわからない。
アレルギーがこれと出たからその食事を排除してるのに、まだ痒がる。
私のもとにくる皮膚病の子の飼い主さんがよく言われることです。
でも今、西洋医学的な目線ではなく、東洋医学的に、はたまた自然療法の目線でワンコにゃんこを見たときに、本当に『痒い』という気持ちでかいてる子って少ないなぁと思うんです。
もうほんとにみんなそれぞれ『かいたり』『舐めたり』する原因が違うのです。
それを読み取るのに、とってもとっても時間がかかるので、飼い主さんから入念にお話を伺ったり、はたまた住んでいる環境、ご飯、生活スタイルなどなど色んなことを聞かせてもらいます。
皮膚病の子は、飲んでいただく漢方も多くなったり、お食事も薬膳を取り入れたり、ドライフードも少し高めのものになったり、シャンプーもやってもらったり、とにかくお金も時間もかかってしまうので、なるべく往診にお金や時間をかけていただくより、そういうことに費やしてほしいと思っています。
なので、初診のときにものすごーく時間をかけてお話をするので、皮膚病の子の初診は3時間はあっという間に過ぎてしまうこともほとんど。
さて、そんなこなんでちょっと何回か皮膚病の子についてお話します。
皮膚病のご相談でなんだか一番多いのがタックスちゃんかなぁと思うこの頃。
さぁこんな子とても多いと思うけど、何が起きてこうなってると思います??
これから東京診察はじまりますので、続きはまた今度〜