こんにちは
ママ獣医師の鈴木綾香です
前回のリンパ腫のワンコのお話の続きです
皆さん、前回のブログ読まれて色々思われた方が多かったんでしょうね
あのあと、セミナーのお申込みが一気に増えました
やっぱり、お家の子のために何かしてあげたいと思う方は多いですよね。
でも、そんなのを教えてくれるところは、なかなかない!!
動物病院に行っても、なんだか納得の行く回答が返ってこなくて、悶々として帰ってくる、、、
よく飼い主さんから聞きます。
私も、西洋医学の動物病院にいたときに悶々としてたので、よく気持ちがわかります。
これからも、私のできる範囲で、なるべく多くの方に動物たちのためになる情報を伝えていきたいと思います
さてさて、このリンパ腫のワンちゃんの体質はわかりましたか
寒がりさんで、すっごく怖がりさん、手足や耳がとても冷たい
ここから分かる中医学的な体質は、
『腎』が元々すごく弱い
もう何度も登場してきているこの『腎』が弱ってくると、体の特に腰から下を温めることができなくなってきます。
性格も、とても怖がりやさん、驚きやすい、ビビリな子が多いです。
腎の弱りは、耳や足腰、歯などに表れます。
(まだまだあるけど、終わらないので、深く知りたい人はセミナーへ)
元々、腎が弱い子は、免疫力が弱い子がとても多いです
先天的な膝の脱臼など骨の疾患なども多いです。
一方、セミナーでもよく話してますが、
抗がん剤やステロイド(プレドニゾロン)は、この腎をすごく傷めます
なので、元々腎が弱かった子がこういう治療をガンガンしていくと、腎の精気というものがどんどんすり減って、癌はなくなったけど、体がスカッスカになっちゃうんです
この子が、抗がん剤を打ったあとに白血球が100代とか恐ろしく減ってしまったのは、このためです
じゃあ、抗がん剤やステロイドを使えないのか??やらないほうがいいのか??
そんなことはありません
まぁ、やらないにこしたことはないけど、、、
どんどん減っていく腎の力を補ってあげる=『補腎』
をしてあげるといいんです
手元が写ってませんが、補腎のために一番できることが、体を温めること!!
最初すごく警戒して逃げ回ってた子が、温灸をすることでこんなにグッスリ寝てくれて、最後はお見送りもしに来てくれました
補腎のためにできることは、補腎の食材を使ったり、ツボ押しをしたり、たーーーくさんあります
そんな地味なことの積み重ねが、免疫力を上げることにつながるのです
免疫力を上げる=サプリメント
じゃないんです。
動物の本来持っているパワーを引き出してあげる、それが飼い主さんの役割だと思います
冬にしーーーっかり体を温めてた子は、これからの春にとてもいいスタートが切れます。
が、それができてなかった子は、一年中きつくなります
逆に、春に行き過ぎちゃって色んなことが起きる子もいます
春からの季節別ケアセミナーでは、そんなそれぞれの体質にあわせてのケアのお話をしていきたいと思いますので、お楽しみに
開催中のセミナー情報
東洋医学的!うちのワンニャン体質診断と季節別ケア~秋&冬編~
わんにゃん簡単おうちケア!!~自宅でできる東洋医学:春編~
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3/3 名古屋 【初級】 12:00~14:30
3/4 大阪【初級】10:00~12:30【 中級】13:00~16:00
3/7 福岡 【初級】13:00~15:30
3/10 福岡 【中級】 10:00~13:00
3/11 大分 【初級】 12:00~14:30
3/18 佐賀 【初級】 10:00~12:30
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