「発作」の原因はどこから?? | ママときどき獣医師〜ペットに負担のない治療を目指して〜

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ママ獣医師・鈴木綾香です。東洋医学、整体、理学療法、レメディ等、色々な角度から治療を行う往診専門の動物病院・オムニア自然療法ペットクリニックを福岡で開業しています。2020年4月に,福岡の福間海岸前に『ペットも人も元気になれる施設』P&Hをオープンしました!

こんにちは爆笑


ママ獣医師の鈴木綾香ですパー


今日は、かかりつけの病院で慢性腎不全と言われている猫ちゃんのお話ですカナヘイピスケ


17歳というルー君カナヘイうさぎ

とーーーっても高貴な感じでしょカナヘイ!?ラブ
(うちの猫たちとは大違い笑)


ルー君、腎不全もあるようですが、前々から肝機能も高かったようですカナヘイびっくり


そして、最近「発作」が起きたり、食欲もなく、嘔吐もあるので、毎日のように点滴に通っているそうです泣


毎日点滴に行くだけではなく、何かやってあげたいということで、呼んでいただきましたかお


その「発作」というのが、どうも腎不全によるものではなさそう…


「2本足で立って、前足で頭を抱えるようにして踊るようにするんです」


とのこと。



また、チンチラちゃんということもあるのか、
「気にくわないことがあるとよく怒る」
そうで…ショックなうさぎ


さらに体を触ると「右の肩凝り」がひどいガーン



これは、前回ゴールデンちゃんのところでもお話しした「肝」の弱りから見られるものと思われました。


東洋医学でいうところの「肝」は気を巡らすところでもあるので、そこが弱ってくると気が身体中に巡らず、どんどん停滞して、体の上部にたまっていきます。


どんどん貯まってくると、熱を持つようになり、それが頭の頭痛や肩凝りなどを引き起こすこともありますショックなうさぎ


「頭を抱えて踊るようにする」


というのは、もしかするとルー君からの


「頭や肩が痛いよー汗


というサインだったのかもしれませんううっ...


私も頭痛がするときは頭を抱え込んで動けなくなりますから、気持ちはよくわかります大泣きうさぎ

動物病院で若い頃から肝機能が高いと言われても、なかなかそれを治す治療薬というのはないのが現状です(だいたい肝臓の処方食をやって様子見)


漢方だと「肝」に対するお薬というのはたくさんあるのでやれることはたくさんありますダッシュ


ルー君の場合、腎不全もあり、下痢をすることもよくあるとのことでしたが、色々おお話をお聞きすると、全部この「肝」の弱りから来ているようカナヘイびっくり


ということで、きつくなっていた肩凝りを治しながら(イライラしてるので、マッサージで)、家でのケアについてもお話ししてきましたつながるうさぎ


帰ってから、ご連絡があり、


「久しぶりにじゃれてくれた!」


とのことカナヘイうさぎ


また、食欲もなくなっていたのですが、翌日には「食事も食べてくれた」とのご報告カナヘイきらきら


これからも、西洋医学の治療と並行しながらケアをしてもらいたいと思いますつながるうさぎ


ルー君、17歳ですが、テーブルの上に乗ったりするときもとっても優雅カナヘイきらきら


まだまだ長生きできるように頑張りましょうカナヘイハート


(後ろ姿も優雅カナヘイきらきら)


この「肝」についてのお話や、どういうところで体の不調をみていくのかについて、
3/12の大阪セミナーでお話ししますてへぺろうさぎ


東洋医学的なケアを勉強して、大切な家族を病気から守ってあげましょうーカナヘイきらきら