関東往診で会ったワンコたちのお話~その1~ | ママときどき獣医師〜ペットに負担のない治療を目指して〜

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ママ獣医師・鈴木綾香です。東洋医学、整体、理学療法、レメディ等、色々な角度から治療を行う往診専門の動物病院・オムニア自然療法ペットクリニックを福岡で開業しています。2020年4月に,福岡の福間海岸前に『ペットも人も元気になれる施設』P&Hをオープンしました!

こんばんは照れ


ママ獣医師の鈴木綾香ですパー


いつもそうなのですが、今回の関東での往診でも、たくさんのよき出会いがありましたラブ


今日は、その中で往診に行った子達をご紹介します好


今回、往診を頼まれたところは、皆さんFacebookからご連絡を下さったのですが、前もってワンコたちのお話を聞いていて、「やっと会えたねぇ~(*'∀`*)v」という感じで、私もとってもうれしくてラブ



柴犬のルリちゃんは、最初は「誰ー?!汗」という感じで逃げまどっていました怒


やっぱり、日本犬は警戒心の強い子が多いですねぇ354354


それもあってか、日本犬の場合は、いっつも緊張状態にある子達が多いように思います。


なので、ルリちゃんの肩周りもカッチカですよ泣


飼い主さんも「年を取ってから肩周りや前足付近を触るのを嫌がるようになった」と仰られていましたが、私も触ろうとすると最初は逃げられ…


なので、温灸で温めながら、超ソフトタッチでローラー鍼と手ですこーしずつ肩周りをほぐしていきました苦笑


そしたらですよビックリ

寝てくれましたよ、ルリちゃんなっ・・・なんと!


しかし、ここに来るまで、かれこれ一時間くらいかかったようなあ゛ぁ゛っ


いやー、やっぱり私の診察は往診じゃないとできないですね苦笑


いくらリラックスしても、動物病院の中でこんな表情は絶対してくれませんもん汗


ルリちゃん、やっぱり肩周りが相当痛かったんだと思います。


最後は、肩周りを少し強めにマッサージしても嫌がらず、やらせてくれましたじゅる・・


ルリちゃんは、元々腎不全と言われていたようですが、とっても冷えがあり、腎兪の辺りもカチカチ。


それによって、前にも負担がかかり、肩周りがぎゅーっと詰まっていることで、「ゲーッ!」と吐くような咳をしたり、嘔吐をすることもあったようですううっ...


咳やよく吐くということで、病院で薬をもらっていてもなかなか治らない子達。


もしかしたら、中医学的に見ると別の原因があるかもですダッシュ


飼い主さんの日頃のケアで改善するかもおんぷ


ルリちゃんも優しい飼い主さんともまたいつかお会いしたいですーラブ