最近は「小麦悪者説」がずいぶん広がってて、

お米でパンづくりが流行してて・・

自分も「強力粉のグルテン消化にわるいかな」って、

つい気になってましたが、

ある筋の方によると、

「ぜんぜん関係ないww」とのこと。

小麦の収穫量が少なめだから、

消費を控えるための印象操作だという・・

 

日本は裏作でさかんに小麦をつくってた歴史がある。

四国の讃岐うどんだって、

あの地域で小麦がたっくさん穫れてたからでしょう?

それがダメとか言われても・・

ただし小麦粉といってもぜんぶ同じじゃない。

それは確かなこと。

 

品種の違い・・古代品種と改良品種。

輸入ものか国産か・・ポストハーベストなどの問題。

栽培法の違い・・慣行農法、オーガニック、自然農法。

全粒粉か、

それとも胚芽などを取り去った精製小麦粉か。

これらの違いを無視して、

世界中の小麦粉を否定するというのは、

さすがにどうかと思う・・

 

栄養的にいうと、

いちばん大きな違いは全粒粉と精製小麦粉。

市販で「ふつうの小麦粉」が精製小麦粉になったの、いつ?

お菓子もケーキもパスタも精製小麦粉でしょう。

ミネラルやケイ素といった栄養素が約10分の一の小麦粉。

 

全粒粉のパン1つ食べれば摂取できる栄養量が、

ふつうの市販の、

精製小麦粉のパン10こ食べなきゃ追いつかない。

内臓の負担も10倍ってこと・・

10倍食べるの不可能だし、

内臓疲労で倒れる。

精製された食品は中味スカスカ、

栄養カラッポってことですね。

 

飽食社会で大食文化が栄える・・当然の成り行き?

たくさん食べても栄養不足・・

戦後は食べ物の加工・精製がどんどん進んじゃって、

「いくらでも食べられる」が誉め言葉になってるが、

どんなに食べても得られない満足感・・

栄養的には慢性の飢餓状態?

 

国際長寿研究所を立ち上げて、

世界中の長寿地域に出かけて調査を行った、

故森下敬一氏。

その報告によれば、

百歳前後の健康長寿の方々は、

「ナンと茶」ばっかりだったそうで。

その地域の「ナン」は、

挽きたて小麦の全粒粉で焼いたシンプルなパン。

非常に塩が効かせてあり、

びっくりするくらい塩辛かったそうです。

 

昔の食べ物はすべてが未精製。

栄養素が失われておりません。

それが人類本来の食べ物でした。

だから食糧不足でも何とかやっていけてた。

未精製の食べ物で人間はこの体をつくり、

そして生きてきた。

 

今の食べ物はすべてが精製されて、

栄養素が10分の一ていど? それ以下?

慢性栄養不足で大食を続けていくと、

人の体はどうなって、

どのような生き方をするようになる?

 

壮大な人体実験・・

結果はまだまだ先になる・・

 

↓↓ 「小麦粉はわるいんだ」という論調が多い。

小麦粉のちがいなどぜんぜん考えてない。

全粒粉の「ぜ」の字も出てこない・・

世界中の、さまざまな小麦粉ぜんぶひとくくりに、

「あやしい」「わるい」というイメージが独り歩き。

世界中の小麦主食の人々の大半が、

小麦粉で苦しめられているの?

いやいや日本人特有の体質で・・

日本人は小麦ダメですよ。

やっぱり米なんですよと?

小麦製品カットしたら体調よくなった・・

そりゃケーキとお菓子の食べ過ぎだったのでは・・

 

けっこうテキトーなんだ。

こんなの読んだだけで米粉パンに切り替える。

確かに操作されてる。

「脱」原発的に・・

「脱」小麦だとか、「脱塩」を目指す社会・・

 

 

 

 

脱小麦、グルテンフリーの効果とは? 副腎疲労や小麦オフにまつわる疑問 (fujingaho.jp)

 

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