子は親のもの(親権)だとか、ものは買ったひとのもの(所有権)だとか、
権利にともなう管理責任、義務、そして権利意識そのものが、
だんだんめんどうに思われてくることがある。

「この世界の片隅に」ってアニメ見たんですけど、
親のない子がくっついてくるシーンあります。
外で夫婦が話し合ってるときに、
オニギリが一つ、手元から転がってくんです。
それを、放浪してる小さな子供がひろう。
飢え死にしそうなくらいたいへんな状態だのに、
拾って「ハイ」って持ち主に差し出します。
「あ、ええよ」と女のひとはさりげなく対応し、夫と話し続ける。
自分こんなしぜんな態度とれるかな「(^o^)
戦後の非常時で食べるのもかつかつの時代設定、
どこぞのみすぼらしい子がおにぎり拾うんです。
とっさに「そのおにぎりは私のだ」とか、

オートマチックに緊張しちゃうよ「(^o^)
私はむしょうにこのシーン、見たくなることがある。

 

浮浪児は静かに座って食べ始めます。
これもガツガツしてないんだよなあ。

おにぎりくれたひとのそばに座って、束の間の安らぎを感じる様子。
だんだん腕によりかかって、なついてしまう感じ。
そしてそのまま子供はついてっちゃうんです。
ふつうの親子にしか見えない自然さで、
いっしょに汽車に乗り、おんぶまでされて、
「ほら、あの山がなあ・・・ちゅう山で」なんて背中で聞かされてたり。
で、夫の実家にたどりつくと、
「どこの子?」「その子どうしたん?」「警察に」なんて騒ぎにもならない。
「あれ、すごいシラミ」「お風呂に入れよう」
「この着替え、ちょっと小さいかしら」なんて、ほんとしぜんな対応、
義務だの権利だの責任だのという、
言っても役に立たない主張や緊張なしで見てられるシーン。
実にすばらしく思えてくるのはなぜでしょう~。

 

犬の子一匹飼うのでも、こうはいかない今の社会。
いまの日本て義務と責任でがんじがらめにされて、

助けたいひとも助けられなくなってるんじゃないですか。

 

 

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