『子どもの笑顔が私の幸せです』

親は我が子の成長を喜びます。
子どもが笑顔で過ごしてくれている。
ただそれだけでいいはずです。 

産まれたての赤ん坊にどんな期待を寄せたでしょう。
ただただ元気にすくすくと育ってほしい。
多くの人がそう思ったはずです。

いつ頃からでしょうか、
子どもに過度の期待がかかってしまったのは。 

「〇〇ちゃんより成績悪いじゃない」とか
「ゲームばっかりして勉強しなかったら高校いくとこなくなるよ」とか
「そんな状況だったらレギュラーにはなれんぞ」とか 

誰かと比較して
子ども自身の成長を見なくなってしまっています。 

他の誰かと比較するのではなく
過去の自分と比較してどうかを見るべきです。
その成長を喜び励ませばいいのです。 

「人よりも上に立ちたい」
これを「向上心」「切磋琢磨」と呼ぶのなら
それはポジティブでプラスに作用します。

逆にネガティブでマイナスに作用すると考えるのは
「優位性」「差別性」です。
「マウントをとりたい」とか
意図的に「マイノリティ」を作り出したりすることです。

「向上心」とは自分自身がよりよく生きるためのにあります。
他者との比較は、人の持つ「優位性」に起因します。

過去の自分を超えていくために
今の自分と戦うのです。
「敵は我にあり」です。

大人も子どももこの感覚を持ってほしいです。

今日は我が子(三男坊)の誕生日です。
彼は小学4年生の時に大きな病気にかかってしまいました。
手術で腫瘍を摘出したのですが
幸い良性でしたから大事には至りませんでした。 

彼は兄たちの影響で低学年のころから野球をやっていましたが
退院後初めて試合に出ている姿を見て

「ただそこにいてくれるだけでいい」
「試合に出ようが出まいがどうだっていい」
そう思ったものです。

笑顔で打席に立ち
嬉しそうに野球をする姿を
心から喜びました。 

親は子どもが喜ぶ姿を見て喜びます。
ただそれだけでいいのです。
ともに喜べばそれいいのです。 

弱音を吐くこともあるでしょう。
その時は励ましてあげればいのです。
成長してるんだと思って
頑張っている姿にエールを送ればいいのです。

人より優位に立てなんて
思う必要は全くありません。

ただその場にいてくれるだけでいいのです。
子どもの笑顔が私の幸せです。

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