珪藻土リフォームの費用は?
珪藻土リフォームの費用は、1平米あたり約1万円から15,000円ぐらいです。
それぞれのお部屋の珪藻土リフォームの費用相場は、次のようになっています。
リビングを珪藻土リフォームした場合の費用相場
リビングの珪藻土リフォームの費用相場は、一般的なリビングの広さ(約16畳)だとの次のようになります。
自然素材珪藻土でリフォームした場合→25万円~40万円
その他の珪藻土でリフォームした場合→15万円~30万円
例えば18畳のリビングを自然素材の珪藻土でリフォームした場合の費用は約35万円です。
リビングで珪藻土リフォームをすると、珪藻土は湿気を吸着したり放出したりする特性があるので、夏は湿気を吸収し、冬は乾燥した空気を潤すことで、一年を通して快適な室内の湿度を保ちます。
これにより、リビンクでカビやダニの発生を抑制し、健康的な空間を作ります。
さらに珪藻土は、空気中のアンモニアや揮発性有機化合物(VOC)などの臭いを吸着し、消臭します。ペットや料理の臭いを気にする方におすすめです。
珪藻土は、ホルムアルデヒドなどの有害な化学物質を吸着する効果があります。シックハウス対策にも有効です。
寝室の珪藻土リフォーム費用の相場
寝室は、睡眠の質を高めるために、湿気や臭いをコントロールすることが重要です。一般的な寝室の広さ(約6畳)の場合、珪藻土リフォームの相場は次のようになります。
自然素材珪藻土でリフォームした場合→10万円~20万円
その他の珪藻土でリフォームした場合→6万円~15万円
寝室の珪藻土リフォーム施工事例
施工面積 約6畳
使用した珪藻土 その他の珪藻土
費用 約12万円
寝室を珪藻土でリフォームすると、珪藻土の調湿性と消臭効果により、寝苦しさや臭いを抑え、快適な睡眠環境を作ります。
さらに珪藻土は、自然素材ならではの温かみのある質感で、リラックス効果が生まれます。
キッチンの珪藻土リフォーム費用の相場
キッチンは、汚れや臭いが発生しやすい場所です。珪藻土は、汚れを吸着しやすく、消臭効果も高いため、キッチンのリフォームに適しています。
一般的なキッチンの広さ(約4畳)の場合、珪藻土リフォームの相場は次のようになります。
自然素材珪藻土でリフォームした場合→6万円~12万円
その他の珪藻土でリフォームした場合→4万円~8万円
キッチンの珪藻土リフォーム施工事例
施工面積 約4畳
使用した珪藻土 自然素材珪藻土
費用 約8万円
キッチンを珪藻土でリフォームすると、珪藻土は、細かい粒子でできているため、汚れが奥に入り込みにくく、掃除がしやすいです。
さらに珪藻土の消臭効果から調理中の臭いや生ゴミの臭いを抑え、キッチンを清潔に保ちます。
珪藻土リフォームを安くする方法とは?
珪藻土リフォームの費用を1円でも安くする方法は次の通りです。
- DIYをしてコストする
- 安い珪藻土を使う
- 安い珪藻土リフォーム業者にお願いする
- モデルルームとして珪藻土を塗ってもらう
ではそれぞれ説明します。
珪藻土DIYをやって作業費用をコストする
珪藻土リフォームを業者に頼んだ時に、1番お金がかかるのは左官さんなどの施工費用や人件費です。
実際に珪藻土リフォーム費用の約40%は人件費と言われています。
その部分を自分で塗ることで、珪藻土リフォームの費用を押さえることができます。
なお、珪藻土リフォームする全ての部分をDIYにすると大変な場合は、リフォームする部屋の一部をDIYすることで、少しでもリフォームの費用が抑えらるのでお勧めです。
珪藻土DIYについて詳しい方法は、こちらの記事をご覧ください。
安い珪藻土を使ってリフォームする
全体的な効果は少ないのですが、安い珪藻土を使う事で、珪藻土リフォームを安くすることができます。
例えば天然の自然素材100%の珪藻土だと、10kgあたり5,000〜19,000円しますが、天然の自然素材100%の珪藻土にこだわらなければ、10kgで2,000台から買うことができます。
しかし安い珪藻土には、天然の自然素材100%の珪藻土と比べると、大量の化学物質が入っているため、将来化学物質過敏症になる可能性が高くなるので注意が必要です。
もちろん予算があって、なかなか高い珪藻土を使ったリフォームができないのかもしれませんが、後ほど紹介する助成金だったり補助金、住宅ローンを使って体に良い建材でリフォームするのがオススメです。
または、クリスマスや年末年始だったり、ボーナス直前などではセール企画を実施している珪藻土メーカーやネットショップもあるため、そこを狙って安く良い珪藻土を仕入れるのもお勧めです。
またリフォームで使う珪藻土も安くしたい方は、こちらのページから珪藻土を選ぶのがお勧めです。
珪藻土を安く買う方法について、安全性や失敗、後悔しない方法について
安い珪藻土リフォーム業者な依頼する
安い珪藻土リフォーム業者に依頼することで、先ほども言ったように、珪藻土リフォーム費用の約40%近くを占める施工費用を安くすることができます。
これによって最大で20%ほど安くする事ができます。
しかし、施工のレベルが低いと、珪藻土を塗ってもらった壁がヒビ割れたり、珪藻土が壁から剥がれ落ちたりします。
また珪藻土を塗った壁からカビが生える場合もあるので、できたら施工費用はケチらずに、DIYなどで対応して安くするのがおすすめです。
その点をロハスウォールという会社では、珪藻土DIYをサポートしてくれるプランもあるので、それを併用することで、安く珪藻土リフォームをする事ができるのでお勧めです。
モデルルームとして塗ってもらい、珪藻土リフォームの費用をゼロにする
例えばリフォーム会社の施工事例として扱ってもらうために、安くというかほぼただ当然で珪藻土リフォームをしてもらう方法があります。
これは例えばリフォームではなく、リノベーションでよくあるケースなため、リノベーションの中でリフォームを実施するパターンです。
なおこのパターンはあまり多く開催されていないのと、積極的にリフォーム業者やリノベーション業者が募集していることを少ないため、もし目についたり声をかけられた場合は、積極的に依頼するのがお勧めです。
このように珪藻土リフォームは、4つのパターンで安くすることができるため、少しでも安くしたい人はどれか1つ選んで実施するのがお勧めです。
【珪藻土リフォームを安くする方法】
- DIYをしてコストする
- 安い珪藻土を使う
- 安い珪藻土リフォーム業者にお願いする
- モデルルームとして珪藻土を塗ってもらう
●珪藻土リフォームで使える助成金や補助金について
珪藻土リフォームで使える助成金
珪藻土リフォームで使える助成金は、全国では次の2つが該当しています。
1つ目は令和6年度 新潟県産材の家づくり支援事業(通常支援メニュー)で、二つ目は品川区住宅改善工事助成事業です。
1つ目の令和6年度新潟県産材の家づくり支援事業(通常支援メニュー)では、新潟県産の珪藻土であれば女性を受けられるため、もしこれから珪藻リフォームする際に、その珪藻土が新潟県産のものでしたらこの助成金を使うことができます。
令和6年度新潟県産材の家づくり支援事業(通常支援メニュー)
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/rinsei/komuten-jigyo.htm
2つ目の品川区住宅改善工事助成事業は東京都品川区限定ですが、こちらは珪藻土を使ったリフォームでしたら助成金が出る制度になっています。
こちらは先程の新潟県産の珪藻土に限らず、全国で販売されている珪藻土使ったリフォームに適用される助成金です。
詳しくはこちらをご覧ください。
品川区住宅改善工事助成事業
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/contentshozon2024/R6juukaizen.pdf
この他にも珪藻土リフォームではなく、長期優良住宅化リフォーム推進事業(https://r06.choki-reform.com/)なども申請のやり方によっては、珪藻土リフォームで使用できる国の助成金です。
珪藻土リフォームで使える補助金
●珪藻土リフォームで使える住宅ローンとは?
珪藻土リフォームに特化した住宅ローンは、リフォーム計画を実現させるための重要な金融サポートです。
珪藻土リフォームに利用できる住宅ローンは、リフォームを行う家庭が、リフォーム費用を資金計画に組み込むための金融商品です。
これらのローンは通常、銀行や住宅ローン会社から提供され、リフォームに特化した条件や金利設定を持つことが特徴です。
資金計画の容易化:大規模なリフォーム費用を分割して支払うことができ、財政的な負担を軽減できます。
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例えば、A銀行では、リフォーム専用の住宅ローンを提供しており、低金利で最大3000万円までの融資が可能です。
このローンを利用した一家庭は、珪藻土リフォームを実現し、快適な住環境を手に入れることができました。
珪藻土リフォームで利用できる住宅ローンは、リフォーム計画の実現を支援する重要な金融ツールです。
これらのローンは、資金計画の容易化、手続きの利便性、金利の優遇などのメリットを提供し、リフォームを希望する家庭にとって貴重な資源となります。
●珪藻土リフォームをする上での注意点は?
品質の良い素材の選定と正しい施工方法は、珪藻土リフォームの成功の鍵です。
珪藻土リフォームを成功させるためには、以下のような重要な注意点があります。
品質の良い素材の選定:珪藻土の品質はリフォームの結果に大きく影響します。
正しい施工方法の理解:珪藻土の特性を活かすためには、適切な施工方法を選ぶ必要があります。
適切な環境の確保:珪藻土は湿気をコントロールする特性がありますが、過度の湿気は避ける必要があります。
メンテナンスの計画:定期的なメンテナンスが必要です。
品質の良い素材の選定:高品質の珪藻土は、より良い湿気調整能力と耐久性を提供します。
正しい施工方法の理解:不適切な施工は、珪藻土の性能を低下させる可能性があります。
適切な環境の確保:湿度が高すぎると、珪藻土は過度に水分を吸収し、劣化する原因となります。
メンテナンスの計画:定期的なメンテナンスにより、珪藻土の性能を長期間保持できます。
例えば、ある顧客が高品質の珪藻土を選び、専門家による適切な施工を受けた結果、湿度調整効果が顕著に改善され、家の快適性が大幅に向上しました。
珪藻土リフォームを成功させるためには、高品質な素材の選定、適切な施工方法、適切な環境の確保、定期的なメンテナンスが重要です。
これらの点を適切に管理することで、珪藻土の持つ優れた特性を最大限に活かし、快適な住環境を実現できます。