きょうは、2月24日、土曜日。
ここ博多の天気は、晴れでした。
きょうは、発達障害の方の障害年金の申請書類作りをいろいろとやっていました。
できあがった診断書と、わたし👴が書いた病歴・就労状況等申立書の整合性をいろいろと最終チェックしていると、一番、思うこと、それは、「ひきこもりは、金がかかる」、と、いうことです。
ひきこもりの定義は、一応、あるものの、障害年金請求上では、発達障害、統合失調症、うつ病、いろいろな病名が想定されるところです。
中学校から不登校になり、毎日、自宅にいられたら、食事を用意しなければならない。
育ち盛りなので、食費も、バカにならない。
お菓子、饅頭、アイス、ジュース、デザート類も、必要でしょう。
家で、ゲームざんまい生活、マンガ本ざんまい生活、すれば、そのお金もかかる。
親に、お金に余裕があれば、中学生を対象とするフリースクールに通わせるということもあるが、月謝が、2万円くらい、かかるので、食費+ゲーム+マンガ本+フリースクール月謝で、財布泣かせであります。
高校生になると、通信制高校に入学して、卒業までの3年間で、大学並みの授業料が必要となる(3年間で、約300万円~400万円)。
高卒の資格はとれるし、通信制高校に私立大学推薦枠があるので、無試験で、私大へは行けるが、なかなか、大学には通学できず、中退したり、何年も留年してしまうケースもある。
大学は中退しても、卒業しても、就職はしないというか、できない場合は、これまで、要した教育費は、捨て金(中・高・大の約1000万円)となってしまう。
ただ、高校は出てほしい、大学は出てほしい、といった、親心は、わからないではないですよー。
まだ、人生は、はじまったばかり。
「労働能力がないオマエが、学校に行って、何になる。」
そうは、言えないでしょうねぇ。
早く、社会に出ていけるように、なって、大人として、自立してくれることを願ってやみません。
親が、60代、70代となり、お金に余裕がなくなる頃には、親と別居して、生活保護しかないのが実態ですねー。
障害者施設入所は、共同生活なので、ひきこもりのような対人関係が苦手な方は、むずかしいでしょうし、親が金がなくなったら、無職無収入なので、どうなるのでしょうねぇー。
わたし👴は、社労士なので、障害年金が無事決まることが仕事ですが、親の苦労は、永遠に続きます。
ただ、障害年金をもらえるようになったことで、働いて、お金を稼ぎたい、と、思う、きっかけには、なりえます。
その場合は、就労移行支援事業所で、もんでもらい、B型→A型→障害者雇用、と進んでいけば、一歩前進です。
希望は捨てずに、がんばって、はいよ。
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