社会で 生きて行くには
働いて収入を得る必要があります
日本特有と言われていた 終身雇用という雇用形態が
崩れてきて 多様な働き方ができるようになりました
多様な働き方ができるようになったからと言って
働く姿勢といいますか 働くという心の在り方は
今も昔も 同じだと思うのです
社会に出てからの
成長に役立つ事があったら 教えて下さい と
尋ねられたら 私は こう 答えます
学校の勉強も もちろん大事です
さらに 大切な事は 家で手伝いをさせることです
子供の頃に 親や 家業の手伝いをすることにより
さまざまなことを子供の視点で知り 気づき 学び 身につけます
手伝いは 手取り足とり教えられることは あまりないですね
「人がやっていることを見て 真似しなさい」 という スタンスです
それでも 子供は このような手伝いという体験の中で
自分は 今 何をしなければいけないのか
このあと どうすればいいのか
を 自発的に考えるようになり
先回りをし 率先して 手伝いをするようになります
また こうした日常より 場の空気を読み
自分の置かれた立場を知り
自分が 今 何をすべきか ということを
肌で感じ取るようになるようです
ここで 忘れてならないのは 「ありがとう」
の気持ち 褒め言葉 労いの言葉を 必ず子供に伝える事です
子供は 手伝う事により
誰かを助けたい 役に立ちたい 喜ばせたい と 思うようになります
大人の 声かけにより 子供は
言葉の大切さと重さ を 学びとります
手伝い という 体験をしている子供さんは
社会にでてから 自然と 成長していくように思います