「澄まない」を丁寧に言うと「すみません」 | 永山社長のブログ

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人に謝る時 依頼する時 感謝して御礼を言う時に 

しぜんに出てくる言葉 


その言葉の語源は 「澄まない」


心が澄みきらない 


このままではすっきりしない 


という意味です


昭和になってから 物を頂いた時などに

感謝の意味をもって 「すみません」 と使うようになってきました


狂言の中で

「それでは お上にすみそもない」 という表現があり

それでは お上に(私の心が)すまない という もので

それを 丁寧に表現した形が 「すみません」 です


謙虚な気持ちを表す 言葉だと思います


そして 呼びかける時も 使いますね


「すみません、○○へは、どう行ったらいいですか」 なんて具合に


だから 「すみません」 って 

おはよう こんにちは こんばんは みたいな

そう なんというんでしょう 軽い挨拶の言葉としても使っていると思います


その心の奥底に「すみません」を使う人の


心が澄みきらない 


このままではすっきりしない 


という気持ちが表現されているんですね


若い世代に 「すみません」 が 言えない人がいると

読んだ事があります


このあたりの心の在り方が 影響しているんだろうな

と 考察していた近頃でした