問題はむしろ、飲んだ日の翌朝でした。
飲酒運転は朝多い、という事実。
武士道の中に酒道というものがあることを御存知でしょうか
あの時代の酒の席のマナーは
今のものとは まったく といっていいほど違う
正座をして飲む
飲めない人は 盃を持つ時に少し指を入れたようにして持つ
その盃には 注ぐふりをするそうです
俺の酒が飲めないのか や
まだ大丈夫でしょう? どうぞ どうぞ
そんな 会話は昔は なかったであろう
正座をして 飲むのだから
リラックスの中にも いくらかの緊張があるはずです
そして 自分の身体の調子を見ながら酒を楽しむ
今日はこれくらいに と 思ったら
注ぐふりをしてもらう
江戸時代と今では なにもかもが違ってきています
物があふれ 欲しい物は たいていの物が手に入る
しかし 時代がかわっても
人の心は 変わらないであるもの と信じたい
そして 道徳心 を 伝えられる大人になろう