J1 第2節の雑感などなど。。


まずは、ヴィッセル神戸VS川崎フロンターレ。
試合前の予想は、川崎にACL疲れがなければ有利かと思われた。
前半は1-0、川崎リードで折り返したが、
後半に入り、神戸が選手交代、高い位置からのプレスが機能し、
ボールを奪ってからの速攻が効いて、2-1の逆転勝利。


正直、今日の神戸の布陣では厳しいかと思ったが、
川崎の攻撃を封じるお手本のような守備だった。
川崎はパス基点の中村が封じられ、前線にも思うように

パスがつながらず、FWが孤立してしまっていた。
これは他のチームの参考にされるであろう。
この試合光ったのが、松橋のスピード、宮本の統率力だった。


次に、モンテディオ山形VS名古屋グランパス。
山形はJ1初ゲームだが、天候は大雪。(山形では普通?)
にもかかわらず、大勢のサポーターの声援。
後押しされるように序盤から山形の攻勢が続く。
名古屋は、これもACL疲れがあるのか、スリッピーなグランドに
足もとられて防戦一方だったが、失点しないのはさすが。


前半は0-0で折り返し、後半は名古屋ペースへ。
しかし山形の体を張った守りで、結局は0-0でタイムアップ。
このような状態のグランドで両チームともよく戦ったと思います。

今後、しばらくは山形旋風が吹くでしょう。
しかし、2回り目の対戦ともなるとサイド攻撃だけでは
マークされそうな気がします。
その点は小林監督はすでに考えているでしょうけど。


そしてこの試合、犬飼会長はみていたでしょうか?
秋春制への移行、これでも考え直しますか?
グランド状態、選手のこと、サポーターのこと、

本当に考えてますか?
この日のために山形サポーターはボランティアで

雪かきしてるのですよ。
犬飼会長もちょっとは手伝って発言したらどうでしょう?
少しは頭が冷えていいかもしれませんね。


最後は後半の20分以降だけみた、
サンフレッチェ広島VS大宮アルディージャ。

そこまで、2-1で広島リード。
展開も広島ペースでこのままの雰囲気でしたが、
カウンターから1点、最後はCKからマトがフリーで決勝点。
結局、3-2で大宮の逆転勝ち。


この試合、広島のパスサッカーは健在であること、
最後は佐藤のシュートが惜しくもクロスバーを叩いたのが残念でした。
今後もおもしろいサッカーはみせてくれると思います。
一方、大宮はDFのマトが非常に印象的でした。
高さもあり、対人も強そうで、さすがクロアチア代表と思いました。
このセンターバックがいる限り、大量に失点はしないでしょう。

鳥栖から移籍した藤田もいい動きでした。


各チームの特色が徐々にわかりだしたJ1リーグ。

ACLや代表もあり過密日程が懸念されますが、

アグレッシブな戦いを見せて欲しいものです。