男性が好きであるという主人公が、LGBTの矯正施設に入れられるという内容になっています。最初は、架空の物語と思って見ていましたが、最後のエンドロールで実話に基づいた内容だと知ってびっくり。
調べてみると、2016年に出版された本を原作としていて、著者が実際に矯正治療を受けたのが2004年の19歳と、割と最近です。矯正治療によって自殺率も高く、規制もされていますが、アメリカの34の州では今だ禁止されていないとのことです。
キリスト教の中でも特に保守的な宗派では同性愛を禁止する傾向が強く、主人公の父親もキリスト教の保守派の牧師さんのようです。
今の時代でも同性愛が罪になる国もあれば、時代によっても状況が異なっています。それと比べると、今の日本がいかに平和であるかと改めて思い知らされます。
また、正しさというのがどこに、何に基づいているのかも重要ですね。大多数がそうだから、とか著名な人が言っているからではなく、これからは個々に判断する時代となりそうです。コロナの影響により、模範的な生き方とかないですから。
↓内容に関して、こちらの記事を参考にさせて頂いています。