皆さん、夏休み、いかが過ごされたでしょうか?
ケガなどなかったですか?
小学生は夏休みが終わり、学校が始まりました。
ちなみに福岡市の公立小学校は、今年から二学期の始まりが少し早くなりました。
つまり、夏休みが少し短くなったんです!!
理由は、「脱ゆとり」だそうです。
子ども達が可哀想な気もするけど・・・。
夏の終わり。何だか寂しくなるこの季節。
久しぶりに『救急医』と『パパ』シリーズ。夏のエピソードで書きます。
一年生になった息子。最近、ちょっと悪い。
先日、担任の先生からこんな手紙が来た。
「登ってはいけない柵を友達3人組で乗り越えようとしていました。『柵を登っていたお友達がいます。5組のお友達ですよ!正直に手を挙げなさい。』と、呼びかけたが、最初は誰も手を挙げませんでした。『隣のクラスの○○先生が見ていたんですよ!』と、言ったところ、時間はかかったけど手を挙げてくれました。」と。
まず最初にうちの息子が白状。その後、もう一人の仲間が手を挙げ、最後の一人は手を挙げなかった。とのことであった。
パパ: 「なんで手を挙げたん?」
息子: 「先生が、恐かったから。」
パパ: 「だんだん、バレてると思ったら怖くなったっちゃろ?」
息子: 「うん。そう。」
一番気の小さい息子が最初に怖くなり、そして、勇気を出して手を挙げたのだろう。手を挙げたのはエラい!
パパ: 「じゃあ、どうして柵を登ったん?」
息子: 「だって、虹色にキラキラ輝くカブトムシがおったっちゃもん!!」
間髪入れずに、
パパ: 「それ、カナブンやろ?」
息子: 「カ・ナ・ブ・ン?・・・」
パパ: 「つのはあったかぁ?」
息子: 「2本あったよ。」
パパ: 「ホントかぁ~??」
息子: 「・・・・」
パパ: 「その虫、カナブンって言うんよ。カナブン知らんとー?」
息子: 「・・・・」
振り返るとなんと夢のないパパのずさんな対応。
後悔しながらネットや昆虫図鑑で調べてみると・・・。
いるんですね!!
ニジイロクワガタ
↑↑↑ (wikipediaより引用)
こんなの。
たしかに背中の羽根が虹色に輝いている。
一見、カブトムシに見えるが・・?。
ただし、生息地はオーストラリア。
子ども達が目撃した虫が、本当は何であったかは知る由もないが、純粋な眼を持った3人の小さな目撃者達にとっては、それは紛れもなくニジイロクワガタだったのであろう。
見れて良かったね!!
それにしても、「ゆとり」とは正反対で育ったパパ世代。土曜日も授業が当たり前だった世代。毎日が仕事や家事でどんなに忙しくても「心のゆとり」は持ちたいものですね。
ニジイロクワガタは、ゆとりのない大人には見えないのかもしれません。
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