全国津々浦々の神社にて、
粥占祭
というお祭りがあります。
3月15日
私も福岡県筑紫野市にあります
筑紫神社での
粥占祭へ
行ってきました。
筑紫神社粥占祭とは
市指定無形民俗文化財。
2月15日に炊いた粥面のカビの色合いと生え具合により、年中の作物及び風水害の判断を占います。
↑1ヶ月前に炊いたお粥に
モワッとカビが生えておりました。
4等分になっているのは、
【筑前】【筑後】【肥前】【豊前】と
4つの地区に分けてあり、
それぞれの地区の
農作物等の育ち方を占います。
↑2月15日に氏子さんがお粥を炊くかまど。
神聖な場所です。
今年の九州北部は
「中の下」
農作物など、育ちが良くないであろうという
占い結果です。
カビの色や育ち方で、
判断する粥占。
今年は特に
カビの高さが低いということでした。
また、
黄色いカビがほとんど無いので、
農作物の育ちが悪いであろうとの判断。
とても面白い祭りです。
この神事は、
宮司さんの祝詞から始まりました。
氏子でない私も
参加させてもらい、
邪気を祓ってもらいます。
その後、
神様の元にあったお粥が登場！
お粥が入っていた釜は、
この箱に封印されていました。
宮司さんが丁寧に開いてから
モワッとしたカビの生えた
お釜が登場するのです。
氏子さんたちが、
占います。
皆さん真剣です。
私は昨年も参加させてもらいましたが、
確かにカビの生え方が
違いました。
古代から
占いはその土地に密着していたものです。
自然の力を借りて
占う粥占。
これからも
地域の方々に守られながら、
継承してもらいたいです。
また、
他の神社の粥占祭にも
行けたらなぁ〜と
個人的に思った次第です。
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いつもありがとうございます
今日の笑顔が未来につながる。
霜月七緒でした。
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