1月22日から25日までスイスのダボスで「世界経済フォーラム年次総会(通称ダボス会議)」が開催されています。ダボス会議では世界を代表する「政治家」や「実業家」、「学者」など様々な分野から著名人たちが一同に会することから、その内容が毎年大きな注目を集めます。

日本からは安倍首相がトップとして3年ぶりにスピーチを行うほか、黒田日銀総裁、武田製薬工業の長谷川社長(産業競争力会議の民間議員)などが参加します。
 諸外国からは、ルー米財務長官、英国のキャメロン首相、イランのロウハニ大統領、国連の潘基文事務総長、IMFのラガルド専務理事、欧州中央銀行のドラギ総裁、マリッサ・メイヤー氏(ヤフーCEO)、シェリル・サンドバーグ氏(フェイスブックCOO)、ビル・ゲイツ氏(マイクロソフト会長)、ジョージ・ソロス氏(ヘッジファンドマネージャー)といったそうそうたるメンバーです。

ダボス会議での議論は、解決の難しい世界的な懸念事項(国際紛争、貧困、環境問題など)が基本的に焦点となり、課題と解決策に対する発言は影響力も大きく、政治や経済のグローバル化が進んでいる現在、多極的な国際世論の形成に寄与するため目の離せない存在となっています。発言の内容は随時目を通しておいた方が良いでしょう。



外務省  安倍総理大臣のダボス会議出席(概要)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page24_000199.html