4号機燃料プールが崩壊すれば日本はおしまいです ~世界中が最も危惧していること~
宮城県が震災瓦礫の放射能濃度を16日に測定した結果、放射性セシウム濃度は1キロ当たりで検出できる限界値(20ベクレル)未満だった。そのため、震災瓦礫を積んだトラックは19日に石巻市を出発。北九州市は23日に日明工場(小倉北区)で約32トン、24日に新門司工場(門司区)で約48トンを、一般の家庭ゴミを9割混ぜて試験焼却する予定。
焼却に反対する市民ら約50人が立ちはだかり、公務執行妨害で2名逮捕されるなど、にらみ合いが続いている。
西日本に震災瓦礫が入ったのは初めて。震災から一年以上たち、ようやく九州に住む人たちにもいよいよ、被災地の方々の不安がリアルに共感できるようになってきたのではないだろうか。
もちろん高濃度の放射性物質の拡散は良くない。放射性物質を纏った瓦礫は、一か所で拡散することなく集中的に処理することが望ましい。ただし、原発事故由来の放射性物質と日常の放射性物質を感情的理屈で別のものにしては良くない。日常の産業廃棄物の焼却による日常の放射性物質の濃度を知らずして、原発事故由来の放射性物質にアレルギーを見出すのは、これほど科学的根拠に乏しいものはない。
感情的アレルギーが根拠なら、おそらく他の事態が起これば、一時はあれほど関心のあった4号機燃料プールのように既に国民は無関心になっているように思える重大な事象でさえおざなりになってしまう。一時の感情的関心事にだけ行動を起こすことを是とするだけでは、問題の本質には辿りつけず、よそ見をしている間に事態は刻々と悪化してしまうのである。
震災瓦礫は瓦礫と思えばゴミとなるが、資源と考えれば、現地では役に立たなかった「スーパー堤防」をはるかに超える「メガ堤防」を建設するための格好の資源となるのではないかと思えるのだが・・・。もしくは震災瓦礫を海洋への汚染防止の対策をした上で、海上に集中的に集めて、人工島を作り「普天間基地」の移設地にしてしまうのも面白いのではないだろうか。
宮城県が震災瓦礫の放射能濃度を16日に測定した結果、放射性セシウム濃度は1キロ当たりで検出できる限界値(20ベクレル)未満だった。そのため、震災瓦礫を積んだトラックは19日に石巻市を出発。北九州市は23日に日明工場(小倉北区)で約32トン、24日に新門司工場(門司区)で約48トンを、一般の家庭ゴミを9割混ぜて試験焼却する予定。
焼却に反対する市民ら約50人が立ちはだかり、公務執行妨害で2名逮捕されるなど、にらみ合いが続いている。
西日本に震災瓦礫が入ったのは初めて。震災から一年以上たち、ようやく九州に住む人たちにもいよいよ、被災地の方々の不安がリアルに共感できるようになってきたのではないだろうか。
もちろん高濃度の放射性物質の拡散は良くない。放射性物質を纏った瓦礫は、一か所で拡散することなく集中的に処理することが望ましい。ただし、原発事故由来の放射性物質と日常の放射性物質を感情的理屈で別のものにしては良くない。日常の産業廃棄物の焼却による日常の放射性物質の濃度を知らずして、原発事故由来の放射性物質にアレルギーを見出すのは、これほど科学的根拠に乏しいものはない。
感情的アレルギーが根拠なら、おそらく他の事態が起これば、一時はあれほど関心のあった4号機燃料プールのように既に国民は無関心になっているように思える重大な事象でさえおざなりになってしまう。一時の感情的関心事にだけ行動を起こすことを是とするだけでは、問題の本質には辿りつけず、よそ見をしている間に事態は刻々と悪化してしまうのである。
震災瓦礫は瓦礫と思えばゴミとなるが、資源と考えれば、現地では役に立たなかった「スーパー堤防」をはるかに超える「メガ堤防」を建設するための格好の資源となるのではないかと思えるのだが・・・。もしくは震災瓦礫を海洋への汚染防止の対策をした上で、海上に集中的に集めて、人工島を作り「普天間基地」の移設地にしてしまうのも面白いのではないだろうか。