ゴールデンウィークも残すところあと三日。各種イベントや全国的に有名な店は旅行者の行列でごったがえす嬉しい事態でてんやわんやの活況。

そんな中で行列に並ぶ羽目になり、イライラをつのらせている方々も少なくないことであろう。こんなとき行列の待ち時間が表示してある場所なら、少しはそのイライラも軽減できるだろうが、表示していないところも多くあるものだ。

ではいったいその「待ち時間の計算方法」はどうやって計算しているのだろうか。
商売をやっている人も行列に並ぶ人も、とっても便利で簡単な計算方法があるので、ぜひ覚えておくと良いでしょう。

リトルの公式

アメリカ・マサチューセッツ工科大学教授のジョン・リトルが証明した公式。

列の長さが変わらない場合

「待ち時間(分)」=「行列の総人数」÷「1分間で行列に加わる人数」

によって算出する。

「列の長さが変わらない」というのは、「列に加わる人」と「用事が済んで列から離れる人」の数が同じ、ということである。

例えば、100人が並んでいるお店に1分間に10人ずつ並ぶとすれば、100÷10=10で「待ち時間10分」が大まかな待ち時間の目安になるということです。

リトルの公式をもちいると、待ち時間が表示してあろうと無かろうと、実際の待ち時間を検証したりしてみるだけで、待ち時間の楽しみが一つ増えて、イライラもどんどん無くなっていくことでしょう。

それではみなさん良い休日を)^o^(





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