TPP参加の有無にかかわらず今のやり方では駄目だろう

最近の枝野さんの発言で、「日本は人口が減り、魅力ある市場ではない。アジア市場の活力をどう取り込むかで日米は一致している」とあった。仰天発言だが、しっかりと全国民が受け止めなければならない事実であり、真実である。経済というのは言葉ではあまりに漠然としているが、簡単に言うとお金の流れであり、体で言う血液の循環である。それはどういったものから生まれてくるかというと、国内での商業活動や国家対国家での貿易という形の商売から成り立ってくるものなのである。では日本が魅力のある市場ではないということはどういうことかというと、世界のマーケットの中に日本という商店があり、その商店は他の商店に比べて入ってみたくならないお店だということである。つまりは古臭く、路地裏にあり掃除すら行き届いていなく、どう見てもお客さん来ないだるうなぁって感じてしまうお店になってしまっているってことである。さらに中で売っているもの自体も他の店のモノと比べても見劣りするし、株式のような金融商品に至っては、お金儲けのうまみすら感じないようなモノしか置いていないというような状態になっているということである。人間関係も商売も国家の関係もなんだかんだ世の中は魅力がないとお金も人も集まっては来ないのである。なので、枝野さん自身が魅力がないと発言することはどこか他人事で、失笑を買いかねないかなり致命的な発言ともいえる。
これから日本を再生してゆくにはもっと視点を変えてゆかなければならない。何故これまで諸外国からこんなちっぽけな島国を世界はまともに相手をしてくれていたのか。単に経済成長が著しかっただけであろうか、GDPが多かったからであろうか、とすれば当の昔に相手にされなくなっていたはずである。近年BRICsをはじめ経済成長の著しい国はいくらでもある。そこには日本にしかない文化や考え方があってそこから生まれてくるものがなんだかんだ魅力的であったからではないだろうか。今一度日本人は世界の諸外国からの目線でどういう国づくりが自分たちの魅力を一番引きだし、日本人らしく生きてゆけるか考え直さなければならない時である。それこそが「日本ブランド」を再び世界に送り出し魅力的な日本になってゆく唯一の道なのではないだろうか。他国の早い成長を他人事のようにただ傍観していては、遅れてゆく一方である。TPPの問題を国内でごちゃごちゃやってる場合ではない。TPPごときが国家を二分するような議題とは到底思えない。明日明日と言ってばかりいないで、今すぐに動き出そうよ!!!行動すれば、未来は常に明るい!!!

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