iPhoneアプリ長者は15歳の灘中生

googleによると日本のスマホの普及率は実に6%とまだまだ後進国の状態だそうだ。だが、これも一年もすれば爆発的な普及率の増加となるであろう。単なる日本人の食わず嫌い精神なだけであって、グローバリズムといった理由だけでなく、良いものは必ず普及するのである。スティーブ・ジョブズのiPhoneの発表に衝撃を受けた人たちはすかさず、直感的なおもしろさでなくモバイルの本当の手軽さを手に入れ、様々なアプリの開発に尽力してきた。それもここ2~3年の話である。だが、ここまでは有能なエンジニアや元々パソコン関係に精通していた人たちが製作してきたが、これからはそれも大きく変化してくることであろう。年齢なんて関係なく今から学んでも十分通用する世界であるということと、なんといっても資金力がほとんどいらないという点である。モノの世界ではこれまではアイデアがあっても商品化するまでにいくつものステップを踏んで金型を作ってと、煩雑で高度な知識と資金が必要であったが、アプリは非常に手軽にアイデアを素早く具現化でき、素早く市場に落とし込める。これまで素敵なアイデアをずっと心に秘めていた人たちが爆発的に市場に参加してくることであろう。アプリ製作のためのサイトや関連会社の増加は近年目覚ましい進化を遂げている。ホントの意味でのアイデアだけが人生を変えるきっかけになるのだろう。SNSサイトで財を築いてきた人たちの中にスマホ長者が割り込んでくる日は非常に近いのではないだろうか。