今日は水戸戦。珍しく平日開催です。
しかし、初期のオリ10だけでやっていた頃は普通に水曜と土曜の週2開催だったんですよね。
しかも延長戦&PK戦までやるというw。選手たちはさぞやきつかったことでしょうね~。
そう考えると、リティもよく頑張ってたよなあ、いつも後半バテバテだったけどw。
今思えば相当無茶な日程だったわけですが、なぜこんな無理をしていたのかといえば、それはそれで理由がありました。
Jリーグの始まったばかりの当時は、まだプロサッカーが日本に根付くことが出来るかも分からない時代でしたからね。
始まった当初こそ注目を集めましたが、その後は低迷。今の定着したサッカー人気とは隔世の感がありました。
おそらくサッカーファンを獲得するための、出血大サービスだったのでしょうね。
ここまでジェフは8試合こなしてきたわけですが、3勝4分1敗、勝ち点13で5位という位置にいます。
順位こそまずまずですが、よくみると、内容が良くない。
勝った試合は3-0、6-1、2-0と差を拡げた勝利で、負けは0-1の競り負け。引き分けも4つと多い。
つまり、バカ勝ちはするけれど競り勝てない、というカタチになっています。
ひと言でいえば、強いけれど脆い、みたいな感じでしょうか。
これでは得失点差の割には勝ち点が増えず、順位もなかなか上がってこないわけです。
でもこれっていったいなんなんでしょうね?
オシムの指摘した中位のメンタリティってやつなんでしょうかね?
やはり精神的な弱さ、甘さなんでしょうか?これはジェフの悪しき伝統のように言われていますけれど。
しかしこのあるようなないような、目に見えない空気みたいなものこそ、案外やっかいなのかもしれませんね。それこそ掴みどころがないわけで。
逆に4つの引き分けのうち2つくらいを勝ちに出来ればですね、ジェフも昇格が見えてくるんでしょうけれど。これが簡単なようで難しいw。
今後は1-0あるいは2-1で勝つようなゲームを増やしていきたいですよね~。
さて、水戸戦ですが、水戸はここまで勝ったり負けたり引き分けたりの勝ち点9、16位です。
フォーメーションは442、どちらかというとカウンター狙いのチームとみていいでしょう。
実はあまり知っている選手がいません。有名どころは鈴木隆行くらいでしょうか。
彼は言うまでもなく元ジェフで元代表。現在も水戸の中心選手として活躍しているわけですが、現在まで3ゴール。なかなか立派です。
岡山の荒田と同様に、水戸もこの鈴木にボールを集めてくることでしょう。
水戸の狙いとしてはこの鈴木の得点感覚と、更にポストの上手い鈴木をオトリに使って周りが得点する~という構想なんでしょうけれど、こっちのほうはあまり上手くいってないようです。
そのへんはやはり選手層という現実的な問題もあるのでしょう。
しかし、水戸にいい選手がいないわけではない。
10番の橋本という選手はなかなか怖い。明治大学で長友と同期で、大学時代には名古屋から特別指定されています。ドリブルありパスありシュートありの選手で、またフリーキックも上手い。
松本戦で決めたフリーキックは鮮やかでしたね~、本当に素晴らしかったです。
鈴木の泥臭さと、この橋本の技術と飛び道具、これは要注意でしょうね。
あとは両チームのコンディションですよね。
タイトな日程なだけにスタミナが切れやすい。スタミナが続いたチームが終盤には大いに有利になることでしょう。
ここは是非勝って弾みをつけたいところです。
ヨネは出られるのかな?
ジェフに勝利あれ。