このエンブレムと建国記念日との関係は?
2月11日は建国記念日。
この「建国」は誰がしたのか?と後輩に聞いたことがある。
そしたら「聖徳太子かな」「伊藤博文じゃん?」「いや豊臣秀吉だよ」
みんなブ~~~ッ!!!(=゚ω゚)ノ゛
聖徳太子は遣隋使、博文は初代首相、秀吉は全国統一!
だいたい今の教科書はこんなこと教えない。一種のタブーになってるのかも。
答えは神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと)、又の名を神武天皇。
初代天皇、つまり天皇家のご先祖様だ。
2月11日はBC660年に、この神武天皇が即位した日とされている。
神武の建国の物語は古事記、日本書紀などに記されている。
いやまあ、建国というよりも完全に征服譚なんですけどねw。
九州から東上してきた神武の軍団が、兄の戦死などさまざまな苦難を乗り越え、
最後は大和の長髓彦(ながすねひこ)らを打ち破り奈良盆地を平定する物語なのだが、
途中、道案内として八咫烏(やたがらす)なる3本足の奇妙なカラスが登場する。
もうお分かりだろうがこれをモチーフに作られたのが、
みんなお馴染みの日本サッカー協会のシンボルマークなのだ!
勝利への道案内、といった意味が込められているのかな?
日本神話は現代にもしっかりと生きてるんですね~(*^-゚)v
とまあ建国記念日の話はこんなところなんだけれど、
記紀には他にも面白い話がたくさんある。
古代ロマン溢れる記紀、フクねこも大好き、興味のある人は是非一度読んでみてw。