千葉、キャンプで大幅レベルアップ狙う

 千葉が2年目のトルコ・アンタリア合宿(31日~2月15日)で、欧州の強豪クラブと連戦強化に取り組む。15日間で10試合ほど練習試合を予定しており、対戦相手もディナモ・ザグレブ(クロアチア)をはじめ欧州の強豪クラブが中心。昨年から大幅にレベルアップしたキャンプで、Jリーグ初制覇の基盤をつくる。鳥インフルエンザの心配が出てきたが、現時点では予定通り出発する。千葉がキャンプから一歩リードする。
 「選手は練習と試合から学ぶものだ」。そのオシム・イズムがトルコ合宿から実践される。アンタリアは欧州屈指の合宿拠点。この時期にはバイエルンなど100を超えるチームが集結する。その地の利を最大限活用する。15日間で10試合前後、強豪クラブとの試合三昧でチームを強化する。
 実は昨年も11試合も消化した。しかし、強豪クラブは合宿前に決定していたのはレッドスター・ベオグラードだけだった。あとは現地入りしてからオシム監督が交渉した無名クラブだった。だが今季はすでにレッドスターをはじめディナモ・ザグレブ(クロアチア)などの複数の強豪クラブとの対戦が決定済み。試合の質は数段レベルアップする。
 ピッチの外でも欧州強豪クラブに学ぶ。昨年の宿舎は千葉単独だったが、今年は他クラブとの同宿になる。強豪クラブの選手たちの日常生活を間近に見ることで、プロとしての心構えを吸収する。また、昨年は練習試合の相手だったDFストヤノフとキャンプ中に契約。そのストヤノフは今季のJベストイレブン名を連ねる活躍を見せた。外国人枠に空きがある今季も、掘り出し物が見つかる可能性もある。
 唯一の不安はトルコに拡大の兆しを見せている鳥インフルエンザ。合宿を中止するチームも出始めた。しかし、現在のところアンタリアのあるトルコ南部に感染範囲は広がっていない。祖母井GMも「現地の情報は収集している。監督とも話して、今のところ行く予定で準備をしている」と話した。
 22日に来日する同監督は、すでにクラブ側に「始動日(23日)からゲーム(紅白戦)を行う。体をつくっておきなさい」という指令を出した。万全の状態でトルコ合宿をスタートさせる決意だ。選手もすでに自主トレに入っている。25日には流経大、29日には東海大と、練習試合も決定。悲願のリーグ制覇に向け、千葉が本番モードでキャンプに突入する。【栗田文人】
(日刊スポーツ) - 1月15日9時54分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060115-00000034-nks-spo

のっけから気合を感じるね、今年は。
まあ御大も4年目だし、今までの輝かしい経歴からいって
そろそろリーグ優勝しないと自分自身が不本意だろうし。
しかしレッドスターやザグレブのような強豪と試合が組めるのもオシム御大のコネクションだろうね。
まあ旧ユーゴでは英雄でしょうから、
改めて御大の偉大さを思い知らされるね~。