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野洲、勝ってしまいましたね、ウソみたい(笑)。
テクニックがパワーを上回ったって事ですかね、素晴らしい。
鹿実の同点弾は鹿実らしかったな~、あのどろ臭さ。
全然崩してる訳じゃないのに、とにかくゴール前に球集めりゃ~なんとかなる、って感じで点獲っちゃうんだもの。
迫田は凄い。
ただ点獲るんだったらホント合理的だよね。
体格で勝ってるわけだから、とにかく放り込めばマイボールに出来る確率はそこそこあるもんね。
それを5回繰り返して4回失敗しても、たった1回成功すりゃいいんだから。
ただ面白くもなんともないけどね。
それに対し、野洲の勝ち越し弾は、もう野洲のサッカーの集大成のようなビューティフルなゴールでしたね。
田中の凄いサイドチェンジから始まったドラマ。
右サイドから乾がドリブルで仕掛けヒールパス、平原が再び右サイドにスルー、そこに走りこんだのは・・・楠神でもない、乾でもない、青木でもない、中川ですよボランチの。
あの時間でボランチがあそこまで上がって、あの見事なセンタリング。
田中、中川という地味目な選手であの正確かつ高度なプレイが出来てしまうあたり、ほんとに野洲の技術の高さを感じさせられてしまう。
まさに野洲サッカー、ムービングサッカーの真骨頂です。

あと瀧川って選手も不思議ですよね~。
普通は全然目立たないんだけど、サイドの選手がボールを持つと別人。
絶妙のタイミングでDFを引き剥がす鋭い飛び出しができる。
あれも凄い。
あれは阿吽の呼吸だと思いますね。
というのも野洲の場合、フリーでサイドが持つとほとんどが低くて鋭いセンタリングですよね。
それを知ってる瀧川は相手DFよりも一瞬早く動き出せるコツを体得してるんじゃないかな。
そういうプレイだったら青木より数段優れてる。動き出しが違う。
たしか瀧川が獲った3点とも、おんなじパターンじゃなかったっけ?
多々良戦はヘッドだったけど、やっぱ低いヘッドだったし。

とにかくフィジカルで劣る日本代表の進むべき道はコレなんじゃないか?
とマジに思わせるに充分な名勝負でした。
青木ガンガレ~щ(゚Д゚щ)カモォォォン!