新年のご挨拶からの三毒。 | あれやこれ話

あれやこれ話

フィットネスインストラクター 福成康洋のあんな事やこんな事。

旧年中はたいへんお世話になり、まことにありがとうございました。


今年もどうぞよろしくお願いいたします。


福成です、みなさんこんにちは。




ちいさい頃、大晦日といえば夜中まで起きて紅白歌合戦を見ながら除夜の鐘を聞くのが楽しみでした。

ちなみに、自分の生まれた神戸では元旦0時には神戸港に停泊してある船達が一斉に汽笛を鳴らすので、それを聞くのも楽しみの一つでした!


さて、その除夜の鐘なのですが108回鳴らすのは有名。


俗説的に108個の煩悩を打ち消す為だとかなんとか・・・?


嘘か真かは定かではありませんが、自分は単なる迷信だと思っています。


最近はなぜか大晦日、または年末になると108回の太陽礼拝を行うイベントなんてのもあります。

正直、108回も太陽礼拝をやって煩悩が消えるわけありません!


逆に辛くてイライラが積もるばかりかと思われ・・・


煩悩を消し去るには煩悩が何かを理解しなければならないと思います。


仏教には「貧・瞋・癡(とん・しん・ち)」という言葉がありこれらを三毒と言います。


人間の苦しみの元となるものです。


貧は欲や貪る心。 瞋は怒り。 癡は無知を表してます。


ヨガではヤマ・ニヤマの中に含まれています。

ちなみに、貧はアスティヤやアパリグラハ。 瞋はアヒンサー。 癡はイシュヴァラ=プラニダーナを守らないと発生してしまうのでしょう。


煩悩の発生原因を知らずに、ただ呪文を唱えるかのように鐘の音を聞いたり、滝に打たれたり、ましてや太陽礼拝なんかをしたところで煩悩が消える訳がないと思います。


さて、太陽礼拝にかかわらず何か煩悩を消したいとする行為に執着すること自体、「貧」むさぼる心が生まれています。アパリグラハができてませんね。欲が出てしまって、せっかくのヨガがもったいないです。


ヨガをする際はしっかりとヤマ・ニヤマを心に留めて欲しいと思います。


心の苦を取り除くにも苦が発生してしまうことを覚えておいてください。



ではでは、今年もよろしくお願いいたします!^^