娘にはごめんね、本当にごめんねなんだけど、

マグマが止まらなくて置いてきてしまった。お祖母ちゃんと電話してるから、危険はないだろう。


銀杏のひこばえさん。心を鎮めよう。


朝のうちに終わった始業式のあと

家で楽しんでから、お花見昼食へ行くことに。

ここで第一段階。私は近くの桜のある大きな公園へ行きたかったが、娘は20分くらい遠い馴染みの公園へ行きたがる。娘の行きたい公園へ。

雨の予報があったので、私は「降ったら帰る、降らなくても1時間」と提案。娘は、近くにある保育園の先生に会うか、お友達と会うまで帰らないと言う。ちょうど1時間経ったところで本降りになってきたので、インターホンを鳴らして先生に会い、帰路へ。

第三段階。娘が旧宅(父が住んでいる)へ行きたいと言う。名目は雨宿り。そのうち、ゲームしたいだの、ベッドで寝たいだの、お母さんも寝たら良いだの言い出す。私は10分以内、ということで譲る。


旧宅では、やはり悲しい気持ちが襲ってきた。いちばん苦しかったのは、リビングにあった娘の本棚が物置部屋(元私の部屋)に置かれていたこと、と、昔お揃いで買ったお弁当の風呂敷も置かれていたこと。娘の本棚には、娘曰く「パパの好きな本だけ、飾っておいたんだって。」と。ものすっっごっく、キモチワルイ。

娘と私が寝ていたベッドの隙間中に、タオルと本とコンビニの袋。

なんだろ、カウンセラーや精神科の先生に話したら「何が気に入らないの?どうして欲しかったの?」と言われるだけだろうけど。大事にされていない、自分しか見ていない、のを突きつけられるのが、ものすごく苦しい。


娘が帰りたがらないので、置いてきた。あの家は、娘の家でもあり、私の家でもあるいちおう権利上は。

でも、こっちの小さい家が私のおうち。帰宅して、やっと息ができた。